日暮ヶ岳 694m

山口市徳地野谷


2013年12月4日(水) 天気 晴れのち曇り一時雨 夫婦



P~10分~登山口~52分~分岐~23分~山頂                      合計時間 1時間25分

山頂~38分~林道分岐~50分~林道~65分~少年自然の家分岐~57分~P   合計時間 3時間30分


周遊歩行時間 4時間55分



概念図

 


地図

日暮ヶ岳登山口(国立山口徳地青年自然の家P)


日暮ヶ岳に周遊ルートが出来たとHPで知り、早速登ってきました。日暮ヶ岳は山口徳地少年自然の家から取り付きます。登山道は良く整備されていて、安全に登れます。山頂からは、山口市の山々が一望出来るはずですが、あいにくの曇り空で、物見ヶ岳と高羽ヶ岳が辛うじて見えました。暫く、天気が晴れないかと待っていましたが、雨雲が近づいて来たので、北ルートから降りました。林道分岐から先達のアドバイスに従い、迂回した方が無難だったかもしれません。分岐を直進すると、物凄いガレ場が待っていて、急坂をテープ頼りに降りました。林道が見えた時は、ほっとしましたが、何とも充実した楽しい山歩きになりました。



道程

R489を進み、重源の里を過ぎ少年自然の家の標識を右折して、山口徳地少年自然の家の駐車場に着く。正面階段を登り
管理棟に向かい広場から車道に出て少し登ると、日暮ヶ岳の登山口がある。【写真中参照】
案内板を確認して登って行くと、山小屋に着く、バイオトイレを借りる。ラジオが大きく鳴っていたので近づいて見ると、熊避け
の為、ラジオのボリームを弱めないでと書いてある。山小屋はオフロード用の自転車でいっぱいだ。  
東屋の所から、山道に入る。藪椿が彩りを添える。山頂まで、1700mの標識がある。木の階段が気になるが、自然林と
植林の境の道をゆっくり登る。
左側の見通しが良くなると、物見ヶ岳と高羽ヶ岳が顔を出す。冬苺やサルトリイバラの赤い実が咲いている。  
木階段を登って行くと、今度はツルリンドウに出くわす。  

ヤブコウジ
ヤブムラサキや、名前の分からない赤い実も焦点を合わせるのに苦労する。登山口から、1時間弱で分岐に着く。
相変わらずのんびりペースだ。 
この分岐で、以前は、大原湖の方から降りた記憶がある。登って行くと、左手に日暮ヶ岳が姿を見せる。アップダウンを
繰り返して登って行く。
山頂まで、300mの所から最後の登りだ。空身の亀女の足取りが軽い。 
道端に赤い実、シロダモだろうか?最近は、億劫になってきて、前ほど本気で調べなくなった。1時間25分で山頂に着いた。
あいにくの曇り空で、山が良く見えない。少年自然の家の手前の山の稜線を登ったようだ。  
  
眺望図を見て、目をこらしても物見ヶ岳と高羽ヶ岳しか見えない。おじさんが、登ってきて、話をする間もなく降りて行った。
20分ばかり粘ったが、逆に、黒い雲が出てきたので、予定通り、北の道に向かう。黄色テープに【この先、道長いので初心者
通行不可】と親切なメーツセージがある。
下りが続くが、綺麗に刈られていて歩きやすい。もみじ饅頭のようなキノコ発見。何だろうか。倒木も気にしない。  
アップダウンを繰り返して、稜線を降りていく。ピンクテープと黄色テープが友達だ。  
山頂から、17分降ると、七の境界杭がある、そこから振り返ると日暮ヶ岳が見える。かなり急な道を降りていくが、迷うような
事はない。  
七の境界杭から20分で林道との分岐に着いた。ここは、迷わず直進する。先達のアドバイスを軽く見ていたのではないが、
ここまでの道程が思ったより楽だったので、気が弛んだのだろう。少し急になって来たが、このぐらいは覚悟していた。  
急な坂を慎重に降りて行く。七〇境界杭から、山道が急変する。と言うか道ではない。急斜面をテープ頼りに落ちていく感じ
だ。亀女落ちている。  
何とか怪我をしないように、自己責任で降りていく。木を掴まるとポキリと折れる。石は浮き石で滑る。恐ろしヤ・・・  
岩場を過ぎると、ザレ場が待っている。テープを気にせず、降りやすい所を慎重に降りて行く。やっと林道が見えてきた時は
地獄に仏のように思えた。岩場から35分の格闘だった。成程、初心者は通行不可だ。  
林道は、紅葉が終わり、落ち葉が道を飾っていた。10分強で中国自然歩道に合流する。ここからは、長い車道歩きになる。  
大原湖には、水鳥がいて目を楽しませてくれる。中国自然歩道を1時間ばかり歩くと、佐波川ダムが見えてくる。自然の家登口
の標識があるので、ここを登って行く。 ジャノヒゲがボケている。かなり疲れているようだ。
亀女は相変わらず元気だ。冬の実【コマユミ・アオキ】が目を楽しませてくれる。  

カラスウリ
自然の家登口から20分余りで車道に出ると、左に登り長者ケ原に向かう。キャンプ場が見えるのでそちらに行くと迷う。
山口徳地青少年自然の家の前を通り駐車場に着いた。周遊で何とも充実した山歩きになった。HPを参考にさせて頂いた
カズさんありがとうございました。  



HOME  BACK