榧ケ葉山(かやがはやま) 349m 花の山 313m 笹尾山 290m 大鳶山(おおとびやま) 298m

美祢市美東町大田・美東町長登 / 美祢市美東町長登 / 美祢市美東町長登 / 美祢市美東町大田・美東町長登



榧ケ葉山


2023年3月14日(火) 天気 ピーカン


長登P(9:54)~54分~烏帽子山東稜線石柱(10:48~10:53)~5分~榧ケ葉山(10:58~11:12)~36分~

花の山(11:48~12:38)~23分~笹尾山(13:01~13:05)~7分~大鳶山(13:12~13:18)~10分~

笹尾山(13:28~13:33)~20分~山神社(13:53~13:56)~4分~長登P(14:00)

所有時間 4時間6分


概念図

 

長登駐車場

参考資料 「第4集 防長山野へのいざない 金光康資著」 P148~P150

参考にさせて頂いたYAMAP   榧ケ葉山・花の山・笹尾山・大鳶山・亀山


長登銅山跡を巡り、榧ケ葉山、花の山、笹尾山、大鳶山、笹尾山と周回致しました。榧ケ葉山からは荒滝山が望め、「青赤色界烏帽子山/大田陸軍演習場」の石柱が転がっていました。花の山は四等三角点と祠がある、日当たりの良い疎林の頂きです。花の山から笹尾山への道は途中荒れていて、剪定鋏で枝を切りながら進みました。笹尾山は急峻な頂きで、大鳶山は平坦な道の途中にあるような頂きでした。所々ルートファインディングをしながらの楽しい山歩きになりました。



道しるべ


案内図(拡大可)

大切竪坑跡
  長登銅山文化交流館の前を通り、案内図に目を通すと榧ケ葉山、花の山の山名がある。古代製錬場・鋳造体験所の建物の
 資料に目を通す。銅の製錬の仕組みや、工程が詳しく書いてある。榧ケ葉山を正面に見ながら進むと「千人間歩跡」がある。
 ここを右に、長登銅山跡の標識に沿って進むと、石垣の先に大きな坑道が見える。「大切竪坑跡」でここまで車が入る。

案内図(拡大可)

大切瀧ノ下4号坑口
  瀧ノ下の坑道(緑青原鉱石の産地で良質な緑色の絵の具で絵画の原料とされた)を通り、階段を登って行くと、大切瀧ノ下4号坑口
 がポッカリと口を開けている。
  4号坑口の左から鎖を跨ぎ、急峻な踏み跡を登って行くと、トラロープが尾根まで導いてくれる。

尾根出合

榧ケ葉山の肩
  尾根に上がると緩やかな道になる。榧ケ葉山の肩に上がると「赤青色界 烏帽子山東稜線/大田陸軍演習場/第三十号昭和六年
 十月建立」の石柱が建っている。

花の山(手前)・江嶺山(その奥)
拡大可

榧ケ葉山
  肩からは花の山から江嶺山など南の展望が開ける。坑道の横を通り登って行くと、地籍図根三角点のある榧ケ葉山に着く。

荒滝山(左)・岡山(中)・日ノ岳(右)
拡大可
  榧ケ葉山からは、荒滝山から日ノ岳方面の展望が開ける。山頂には「赤青色界 烏帽子山」の石柱が転がっていた。
 石柱の周りを綺麗に刈って南東の尾根を降って行く。

峠から振り返る

  急峻な尾根を降って行くと右手に尾根があるが、私達は少し左に降り、右に巻きながら峠に降りた。峠にはケーブルの
 痕跡がある。峠から南東の尾根を登って行く。

花の山(四等三角点:点名:金山)
拡大可
  約15分で四等三角点のある花の山に着く。山頂には陶器の祠があるが中は空っぽだった。日の当たる山頂でランチにする。
  花の山からは、南に急坂を降り途中から左に曲がり降りて行く。鞍部から登り返すとすぐに町有林石杭があり、そこから先が
 道が不明瞭になる。

笹尾山(拡大可)
  アオキを切り倒木を跨いで進む。尾根を外さず鞍部に降り、登り返すと笹尾山に着く。
  笹尾山にも真新しいプレートが付けてある。南尾根を降り、林道が合わさる鞍部から登り返すと、平らな尾根道に大鳶山のプレート
 がある。

大鳶山(拡大可)

御器伏
  大鳶山から展望を期待して少し進んでみたが、枝越しに御器伏が見える程度だ。

笹尾山

花の山公園
  笹尾山まで引き換えして、山友さんと相談して北東の尾根を降る事にする。調査杭があり難なく花の山公園に降りて来た。

山神社
  山神社に参拝して江戸時代の釣り鐘を鳴らし、無事の下山と、同行頂いた山友さんに感謝する。


home  次の山