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R191号を北上し、聖湖キャンプ場の道を過ぎて行くと、臥龍山の標識があるので、右折して進んでいく。菅原林道
(臥龍山ブナ林)を過ぎて、すぐの交差点で、車が数台停まっている。皆さん、準備をして思い思いに進んでいく。
本来なら看板通り、【二川キャンプ場、八幡原山麓公園】の方へ進むのだろうが、千町原登山口が良く分らないので、
広島ナンバーのスキーのご夫婦につられて菅原林道へ向う。菅原林道は以前途中まで、車で上がったことがある。
途中から雪が多くなり、スノーシュとワカンを着ける。 |
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徐々に高度を稼ぎ、登っていくと191スキー場が見えてくる。更に登ると、【聖湖キャンプ場へ】の道標がある。以前登った
ルートだ。下を覗いて みたが、踏み跡はない。南から北へUターンすると、【臥龍山山頂へ】の道標がある。ここも踏み跡なし
・・・かなり新雪が積もったようだ。
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動物の足跡がある。「うさぎかな!!」と、亀女が、適当な事を言う。「そうかもね??」と、これまた適当な相槌を打つ。
正面に臥龍山が見えた辺りから、突然、樹氷の花が咲く。これまで、スキーの跡を辿り、交互にラッセルし疲れた亀女が、
俄然元気になる。 |
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それからは、亀女はどんどん先に進んでいく。
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山手を見ると、ここ2〜3日でかなりの雪が降ったことが分る。時々覗く青空をシャッターチャンスを逃さずに押す。一足先に、
桜の花が咲いたようだ。うんざりする程歩いて、ようやく、雪霊水に着く。雪解け水が美味い。
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林道終点には、スキーが立てかけてある。千町原登山口に向う踏み跡を確認して、山頂への急登を上がる。スノーシュの歯が
雪を噛んで、どんどん登っていく。 |
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樹氷の世界が広がる。青空に雲が流れていく。次から次へ湧き出るようだ。山頂へ着くと、スキーのご夫婦が食事をされていた。
邪魔にならないように、岩の反対に陣取り、おふくろ弁当を広げる。食事が終わって、しばらくして写真の撮りあいをして、
話してみると、ご主人は、先週も、ちびっこ登山隊を連れて登られたとか・・・。ご主人のワカンは、30年前の手作りワカン
で、亀女は大そう興味を持った様子だ。熊毛の住人は、チャッカリと、HPの宣伝をしておいた。ご夫婦は、「また何処か
で・・・」というお決まりの言葉を残して下りていかれた。
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我々も、しばらく写真を撮って、山頂を後にする。
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樹氷を見ながら、物凄い坂を慎重に下っていく。林道終点からは、千町原登山口を目指して急な坂を一直線に下っていく。流石に
ソリでは怖いので、亀女は尻セイドウだ。
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樹氷を見ながら亀女が下っていく。しばらく下ると、樹氷が消えてしまった。
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これからは、ソリ遊びと亀女がソリを卸す。しばらく、ソリ遊びをして、千町原へ下りてきた。
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振り返ると、臥龍山が白く装っている。千町原登山口からは、何を勘違いしたか下りて、東(右)に向かい、1時間以上も迷走する
という、おまけつきの山歩きになった。ゴール間近の所にあった看板に思わず、苦笑いの二人だった。 |