ダツヤ山 746m

萩市佐々並


東鳳翩山から見たダツヤ山


2016年12月7日(水) 天気 ☀のち⛅ 夫婦


登山口~20分~ロープ~32分~大滝~40分~尾根へ~32分~山頂  合計時間 2時間04分

山頂~34分~谷へ~28分~大滝~27分~ロープ~15分~登山口    合計時間 1時間44分

総歩行時間 3時間48分


概念図

 


地図

登山口


ダツヤ山は、山口百名山の中でも屈指の藪山です。しかもダツヤ谷に沿ってスリリングな道がつづきます。以前小吹峠から登りダツヤ谷を降り、滑滝の所で滑り、手荒い洗礼を受けたことがありました。それ以来ご無沙汰していたのですが、久しぶりに藪を漕ぎたくて登って来ました。



道しるべ


堰堤
  東鳳翩山の鶏錦の滝駐車場には2台の車が停まっていた。東鳳翩山は登山客が多いだろう。ダツヤ山の看板の
 50m位手前の路肩に駐車して登山口に向かう。ツキノワグマの目撃情報の告知板が登山口にある。暗い植林帯
 に入って行く。すぐに堰堤がある。堰堤はエメラルドグリーンの澄んだ水を貯めている。
   
  堰堤を過ぎると、腰までの笹が道を塞ぐがすぐに消える。谷の右岸を登って行く。2つ目の堰堤を過ぎて谷の高巻
 を登って行く。

小滝
  やがて谷に降りる。谷の岩の上を歩いて行くと、小滝が現れる。
     
ロールオーバー
  再び右岸に上がり進んで行くと、30cm位の幅の道がある。右が崖で緊張する。ロープを伝わり谷に降りる。この
 ロープが曲者で上に登ると勘違いしやすい。 ※帰路ロープで上まで上がらないように、ロールオーバーで確認
  正面に滝を見ながら斜面を登って行く。見た目より急だ。亀女にスティックを置いて登るように指示する。狭い滝
 沿いの急斜面をよじ登る。
  中々緊張する道がつづく。3点確保で慎重に上がって行く。
   
  やがて再び谷に降りる。14年前に滑った滑滝が懐かしい。一服して滑滝の上流を登って行く。
  再び右岸の斜面を登って行くと、ケルンがあり以前見たレコードが木に括りつけてあった。道しるべのつもりだろう。
 登って行くと、大きな滝が見えて来た。
     
  滝の上から下を見ると中々迫力がある。滝を過ぎると、谷と同じ高さを歩く。この辺りは迷いやすいがテープを見
 ながら進んで行く。もしテープを見失ったら引き返す。亀女も核心部を過ぎて、緊張の糸が緩んだのか、今日
 初めて沢を渡る所でよろめく。「おっとどっこい若乃花」だ。
 
  沢を何度か渡った所に、ケルンが2基ある。その先の沢を渡ると白テープの目印がある。
  細い沢沿いに谷を詰めて行く。
   
尾根に上がる
 
  丸い大岩が正面に見えたら右手に尾根に上がる道がある。後はひたすら笹を漕ぐ。笹は顔の高さ程あり、うるさい
 が、笹の下の道ははっきりしているので、迷う事はない。

東鳳翩山・西鳳翩山
下山時に
  尾根の取り付きから30分も笹を漕ぐと、猫の額ほどの山頂に着く。黒ぬた谷への道は笹に覆われ踏み跡もない。
 小吹峠への道は踏み跡があるが、亀女が笹を漕ぐのはイヤとだだをこねるので、来た道を引き返した。下山後
 足の痛みと120%の満足度が襲った。



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