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久賀の町から県道101で、帯石(おびいし)観音へ向う。道が狭いので運転には注意が必要だ。広い駐車場やトイレも完備して
いる。向って右の階段を登って行くと、ヤブランの花が咲いている。
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大悲閣を横切ると、正面に天狗岩へと書かれた道標があるので、ここから登っていく。すぐに久留島主膳の墓碑がある。案内板
を読み歴史に思いを馳せる。
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急な登山道を喘ぐと、天狗岩の道標から10分余りで、県道101(久賀から嵩山への道)へ出る。正面擁壁に梯子がかかっている
ので、慎重に登っていく。梯子から10分喘ぐと、天狗岩と呼ばれる展望が開ける場所に着く。周防大島の金魚の尾びれが見える。
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左手に久賀町、右手に橘町、天気の良い日は、四国の石鎚山が見える。 |
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天狗岩から久賀の町並みを眺める。後で見たのだが、竜崎温泉に綺麗なお姉さんが、変わった着物を着て、天狗岩に立っている観光ポスターがあった。何だかミスマッチな雰囲気のポスターだった。 |
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天狗岩から、5分弱で再び、県道101へ出る。ここからはしばらく、車道を歩く、この時季は、藪蚊や小バエが多いので、登山道よりも、車道の方が歩きやすい。 |
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コオニユリ |
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8分ばかりで、鳥居のある岩屋権現入口に着く。ここまで車で来る人も多いのか、広い駐車スペースがある。
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案内板で岩屋権現と鼻タレ岩を経由して、山頂までのルートを確認する。鳥居を潜ると、広い平らな参道が続く。ウバユリが多く
見られる。
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ツユクサと並んで、ユキノシタがまだ残っていた。すぐに岩屋権現に着く。大きな杉の木の後に、広い岩窟があり、神仏が祭って
ある。岩窟の上にも上がれる道があるが、下から見上げて先を進む。
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岩屋権現から、すぐに山頂の標識があるが、ここは登らずに、平たい道を歩いていく。10分も行くと、また分岐があり、赤テープに
鼻タレと書いてある。右に登っていく。道が段々雑草で蔽われ、藪こき状態になってきたので断念して。再び、鼻タレテープまで戻
る。引返すのも癪なので、更に平たな道を進んでみる。橘町が見えてきた。ここがみはらしの径らしい。 |
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更に進むと、大きくUターンして登りだす。道が分岐した場所に標識があるので確認する。前方からの径がこもれ陽の径だ。ここは
右に見返し坂を登っていく。何処までも続くように思える九十九折れと格闘する。20分余りも登り、暑さと疲労でクタクタになった
頃、展望台にたどり着く。
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ここからの景色は、天狗岩で見た景色とは、一味違い金魚の尾びれが一段と先まで見える。正面に橘町が大きく見える。
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展望台から5分で嵩山頂に辿りつく。619mの標識と三角点がある。すぐに展望塔に向かう。展望塔の2階へ上がると、吹き上げて来る風を一身に受けて、汗が引いていくのが分かる。冷たい飲み物で熱せられた身体を冷やし、長テーブルに横たわる。この世の極楽だ。 |
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一息ついた所で、最上階に上がり、文殊山から嘉納山、源明山へと続く稜線を眺める。
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源明山 |
嘉納山 |
文殊山 |
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久賀町と遠方に岩国市 |
橘町 |
橘町と平郡島 |
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ヤマアジサイ |
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至福の時を過ごして、来た道を引き返す。展望台を過ぎて下って行くと、道が分岐する、今度は、最短距離を降りる。
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ホタルブクロ |
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ヤブカラシ |
登山道には、ホタルブクロやヤブランが咲いている。思った通り、岩屋権現手前の山頂への道標に降りてきた。岩屋権現を過ぎ、
鳥居を潜り、101を降っていく、小バエや藪蚊が煩いので、車道を降ることにする。
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ナルコユリ |
ヤブラン |
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車道にも、季節の花が咲いていて目を楽しませてくれる。梯子の所から、右に山道に入る。ここから正味5分で帯石観音に降り
てくる。
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帯石観音に寄ってくる。帯石には、南無阿弥陀仏の文字が刻まれている。グルリと回れるようになっていて、ご利益を頂いたような
霊験あらたな気持ちになる。さあ〜温泉とラーメンが待っているぞ・・・!!
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