大将軍山 429m 銭壺山 540m

岩国市由宇/柳井市大畠


銭壺山から大将軍山を望む


2011年2月23日 天気 晴れ 夫婦


大将軍山登山口〜45分〜大将軍霧峰神社〜55分〜銭壺山     合計 1時間40分

銭壺山〜51分〜大将霧峰神社〜32分〜大将軍山登山口      合計  1時間23分

合計  3時間3分

概念図




地図

地図リンク


銭壺山から日積方面の展望


大将軍山、銭壺山は以前別々に登った事はありますが、今回は大将軍山から銭壺山へと縦走してみました。車道歩きのイメージが強く敬遠していたのですが、一部車道歩きがあるものの殆んど山道を歩け、気持ちの良い山歩きとなりました。
拝岩団地の入り口あたりから、左に上がる林道切畑線に入りしばらく行くと、右手に大将軍山登山口の看板があるので、道端の空スペースに車を置いて、大将軍山を目指します。
大将軍霧峰神社は、江戸時代に金毘羅八幡宮と肩を並べるほど賑わっていたそうで、参道のあちこちに当時の繁栄を思わせる石灯籠や石碑があります。
銭壺山は、瀬戸の島々や周辺の景色を360度遮るものがなく見渡せます。車道が山頂まで延びていますが、是非このコースからの縦走をお薦めします。

道程

10:16分、大将軍登山口に到着しました。車道の路肩に車を置いて出発です。 舗装道を上がるとすぐに、左手に12丁の石塚があり、道が左右に分かれています。ここは道標に従って右の道を登っていきます。 9丁の石塚を通り過ぎて行きます。参道は一丁ごとに石塚があり、山頂の霧峰神社までの距離がわかります。
10:39分、弘化4年(1847年)の美しい石灯籠の横を通り過ぎていきます。昔の繁栄が偲ばれる参道です。マウスを置いて・・・。 4丁の石塚の向こうに何かの石碑が見えます。見ると寄進をした方の名前と金額が刻んだ石碑でした。金20円は当時の価値でどのぐらいだったのでしょうか。 10:50分、一ノ鳥居をくぐり進んでいきます。
3丁の石塚を過ぎて、すぐに右にKRY、TYSの電波塔があります。今までの雰囲気が台無しのような気がします。   広い、作業道になります。 2丁の石塚を過ぎると左側に、由宇方面の展望が開けます。先日登った天ケ岳が正面に見えます。クリックで拡大します。
二ノ鳥居が見えてきました。もうすぐ山頂です。 二ノ鳥居前の石灯籠です。左側の石灯籠は江戸時代のものでしょうが、風雨にさらされていて年号が読めません。 一丁を過ぎ、いよいよ最後の石段を登って行きます。
お百度参りの石碑があります。 一の鳥居をくぐって、長い石段を登りきると、大将軍霧峰神社です。両横の灯籠や石碑に歴史が感じられます。 11:01分、大将軍山に到着しました。参拝をして一服して行きます。
北側の、岩国方面の景色です。 11:04分、本殿の左側の道を銭壺山目指して下りて行きます。 すぐに、車道に出ます。
正面に銭壺山が見えてきました。クリックで拡大します。 11:12分、林道切畑線に出ました。 11:15分、車道と分かれて、ふたたび山道に入ります。
途中、一度尾根を越えていきます。 11:38分、尾根を越えてふれあいパークの駐車場に下りてきます。 山口県ふれあいパークの前を通って行きます。正面に銭壺山が見えています。
銭壺山まであと、800mです。 車道を上がると、すぐに左手に若者交流棟遊歩道の道標があります。そこを上がって行きます。 若者交流棟の横を抜けて、観察の森の遊歩道を歩きます。
11:56分、銭壺山の山頂公園に着きました。 防予の島々が霞んでいます。島の前を貨物船が通って行きます。何とも、のどかな春の海です。 右に目を向けると、周防大島も霞んでいます。
さらに右には、琴石山と三ツ岳の稜線が見えます。 その右の遠望に烏帽子ケ岳と手前に氷室岳が見えます。 氷室岳の右に高照寺山が見えます。360度遮るもののない展望が広がります。
昼食後、陽だまりの中ウトウト・・・。 南西に日積からの道があります。10年前に天狗様参道を登った事があります。 展望公園の反対側に銭壺山の三角点があります。山茶花が満開です。
銭壺山の山頂です。 山頂には、三角点があり、その横にお地蔵様が鎮座しています。 帰路はキャンプ場の方に下りていきます。キャンプ場から銭壺山を振返った所です。来た道をピストンして、14:05分に大将軍登山口に到着しました。