莇ヶ岳(あざみがだけ) 1004m

周南市大潮


小峰峠分岐付近から望む


2016年7月23日(土) 天気 ☀ 夫婦


登山口~7分~山道~38分~鎖分岐~11分~山頂         合計時間    56分

山頂~15分~熊の傷痕~20分~小峰峠分岐~33分~登山口  合計時間 1時間8分

総歩行時間 約2時間


概念図

 



地図

R315からの入口

莇ヶ岳登山口


亀女の新しい登山靴の慣らしと、ハイドレーションを試すために莇ヶ岳へ登って来ました。山野草のエキに寄って来たので登山口には数台の車が停まっていました。莇ヶ岳はほとんど木陰の山歩きで、山頂は気もち良い風が吹いていました。



道しるべ

  昼前に登山口に着くと数台の車が停まっている。正面コースから取り付く。しばらく来ないうちに林道の土が
 随分流されている。

ムラサキニガナ
  すぐに山道に入る。ここには水場がある。いきなり急登が始まる。
  一登りすると少し緩やかになり、良く整備された登山道を登って行く。

キクバヤマボクチ
  鎖場分岐までは、展望のない急登がつづく。
  鎖場に着くが、50肩いや60肩で腕が上がらないので巻道を行く。亀女の新調の靴はピッタリのようだ。
 ハイドレーションの方は、初めの内は要領が分からずむせていたが、少しづつコツがつかめて来た。

ロールオーバー
松の木尾根コース合流

合流点を振り返る
  鎖場分岐からすぐに松の木尾根コースと合流する。このコースも正面コースの次に短時間で登れる。ロープに
 助けられて一登りすると・・・

兄見山の先に十種ヶ峰
  莇ヶ岳の山頂に着く。早々に木陰へ避難して昼食にする。数名の登山者が山談議に花を咲かせている。
  
東は木々が伸びて展望の邪魔をする
 
 
 南は開けるが霞んでいる

鈴の大谷

平家ヶ岳・長野山方面

遠くに熊毛の烏帽子岳
     

金峰山

(右奥)石ヶ岳

雀谷山から飯ヶ岳
     
  展望を楽しんで、第二新道に降りて行く。山小屋を過ぎてふと右を見ると・・・

こんな所にキレンゲショウマが
  キレンゲショウマが蕾を付けている。帰って見るとピンボケ写真になっていた。(-_-;) 今日は、サングラスを
 かけているので世の中が少し暗く見えている。(言い訳)山小屋の先から右に転げるような坂を降りて行く。
  緩やかな尾根を歩いて行くと見覚えのあるブナの木に熊の付けた疵がある。疵跡は大分古くなっていたが・・・
  その近くに新しい疵跡がある。ここは間違いなく熊の領域だ。稜線を緩やかに降りて行くと、左手にタコブナが
 現れる。
  右手が開けて莇ヶ岳が見送ってくれる。緩やかに降って行くと、南方面の展望が開ける。途中の道はほとんど
 展望がないので嬉しい。

小峰峠分岐

小峰峠分岐を振り返る
  しばらく行くと緩やかに登って行く。3回目の登りが少し長いが登りきると、小峰峠分岐に着く。小峰峠方面は
 少し笹が覆い被っていた。

オカトラノオ
  更に行くと木に布切れが結んである。振り返ると莇ヶ岳が見える。そう言えば先程の展望地もこの布切れが
 結んであった。尾根が自然林から植林に変わり、九十九折れになって来ると登山口は近い。

ヤマジノホトトギス
  カジカ橋を渡り駐車場に降りて来た。岐路麓にある石鎚神社に寄って行く。山頂の鎖に登れない人がこの鎖を
 登る真似事をするようだ。鎖を手に取ってみた。早く肩を直して鎖を登りたいものだ。マルタに寄ると隣の人達が
 昔は莇ヶ岳が国道から見えていたと話していた。




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