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鹿野を過ぎR315を北上して、大潮の田舎の駅を通り越すと、右手に極楽禅寺の案内板があり、その先に莇ヶ岳登山口の標識が
ある。そこを右に入っていく。道なりに進むと、石鎚神社があり、その先分岐するが、左に進んでいくと、莇ヶ岳の登山口がある。
すぐ右手のかじか川の鉄橋を渡ると、展望尾根の第二新道だ。今日は、鎖が目的なので、正面コースから登る。 |
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空身の亀女は、足取りが軽い。5分で左の山道に入っていく、水場はここが最後になる。いきなり急な坂に取り付く。
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5分も頑張れば、植林から雑木の明るい尾根歩きが始まる。水場から30分、登って行くと、莇ヶ岳が姿を現す。初めて登った時、
先人が鎖を登っているのが見えて、えらく感激したのを思い出した。
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結構な登りが続く。左に曲がり少し緩やかになるが、再び右に曲がると、坂が待っている。
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登りきると、莇ヶ岳が近い。すぐに、巻き道と鎖場の分岐に着く。ここで、亀女にリックを渡して、空身で鎖場に向う。 |
下 |
中 |
上 |
もちろん、第三の鎖に挑戦だ。何回もこの鎖を登ったが、はじめの取り付きは、緩やかだが、途中から急になる。左手にエスケープ
道があるので、無理は禁物だ。最後の数メートルは腕力も必要だ。小太りじいさんの熊毛の住人は、やっとの思いで這い上がる。 |
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山頂で一服していると、亀女がパチリ。実は、鎖を登り終えて、息を整えているのだ。木陰で食事を終えて、救助避難小屋を覗いて
みる。 |
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綺麗に整頓されて気持ちが良い。いつか泊めてもらい、日の出が見たいものだ。山頂には、石鎚神社が祭ってある。
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山頂の地図をみて、亀女と新道を降りることにする。今日は、山頂から遠く大峯山や、安蔵寺山、長野山の建物までも見える。
北東に、鈴の大谷山と安蔵寺山【写真中】東に、平家ヶ岳【右】 クリックで山名
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南に、金峰山【左】石ヶ岳【中】西に、飯ヶ岳と雀谷山【右】の稜線
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北西に、大蔵ヶ岳と十種ヶ峰、何時まで見ていても見飽きない。1時間近く山頂で、展望を楽しんで下山する。山頂直下の坂を降り
10分弱で新道分岐に着く。ここから、再びロープに助けられて降って行く。
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分岐から10分降った所に、LOOK LEFTとの矢印がある。莇ヶ岳に、ご挨拶して降っていく。もう少し降った所から、
もう一度莇ヶ岳が見える。 |
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いつの間にか、植林になり降って行くと、左からの道がある。新道から登る時に注意したい。植林の九十九折れを降って行くと、
駐車場に降りてくる。何時来ても、莇ヶ岳は感動を与えてくれる。山口県の名峰の一つだ。 |