朝霞城趾(あさかすみじょうし) 260m (点名) 原 420m

岩国市錦町広瀬



朝霞城趾


2021年4月14日(水) 天気 曇り一時雨


錦図書館(10:35)~4分~権現山(10:39~10:46)~4分~飛騨守墓所(10:50~10:53)~25分

~朝霞城趾(11:18~11:35)~38分~尾根出合(12:13)~10分~点名原(12:23~12:58)

~42分~林道出合(13:40)~11分~舗装道出合(13:51)~7分~錦図書館(13:58)

所有時間 3時間23分


概念図

 


錦図書館


広瀬に毛利元就の重臣渡辺飛騨守の朝霞城趾があることを知り登って来ました。渡辺氏は源頼光の家臣渡辺綱(大江山の酒呑童子を退治した事で有名)の後裔で代々一字名を名乗っています。権現山の巨樹群や飛騨守の墓所など見所も多い城趾巡りになりました。ついでに四等三角点(点名)原まで足を伸ばして周回しました。



道しるべ


拡大可
  岩国市錦図書館に停めて、対面の神社に向かって行くと石段の前に朝霞城趾の案内板がある。文政十二己丑(1829年)の鳥居を
 潜り石段を登って行くと白山神社がある。

白山神社

ツクバネガシ&フジ下部
  白山神社の境内は大木があり、権現山巨樹群と書かれた石柱が建っている。圧巻はツクバネガシにフジが巻き付いている。

ツクバネガシ&フジ上部
  付近には永井来元陸軍中将の碑文や忠魂碑もある。
  ツクバネガシ&フジと別かれて車道を行くと、「渡辺飛騨守墓所・朝霞城趾入口」の案内板があり、すぐに飛騨守や親族の宝篋印塔
 がある。

渡辺長(飛騨守)の宝篋印塔

拡大可

朝霞城趾登山口
  渡辺一族の墓所から山道に入って行く。
  朝霞城趾の登山道は良く整備されている。九十九折れに登って行くと広い平坦な郭に上がる。朝霞城趾あと200mの看板がある。

堀切①
  更に登って行くと堀切①がある。

拡大可

山頂部

堀切②
  山頂直下には朝霞城趾の説明板が建っている。すぐ先の一番高い所が山頂部になる。山頂部には堀切②③の矢印がある。
 山頂を後にして尾根を西に下って行くと堀切②がある。

堀切③
  その先には堀切③がある。南北が深い谷になっているので、東西を郭や堀切で守っていたようだ。朝霞城趾を後にして尾根を西に
 登って行くと、少し枝が茂る平坦な所があるが踏跡があるので迷う事はない。

尾根出合
  急な尾根に取付くと小さくジグザグに登って行き、やがて尾根に上がる。北西には602mのピークも見えるが、尾根を南(左)に行く。
 ピークから南東に下る。(※南西にも尾根があるので注意)

基準点名 原
  尾根の途中に四等三角点が座っている。例に寄って三角点の周りを刈って昼食にする。雲が陽を隠すと寒い。雲行きが怪しいので
 登頂証拠写真を撮り下山する。

破線取付地点
  明確な道がつづくが、途中から踏跡が分かれる。GPSを確認すれば良かったが、そのまま尾根を降りて行き過ぎた事に気が付く。
 素直に引き返せば良かったが、今日の私には渡辺綱が取憑いているらしい、谷に向かって物凄い斜面を降りて行く。途中滑り
 ながらもコシアブラをしっかり片手で取っている。何故かピンクテープが付いている。他にも渡辺綱に取憑かれた人がいたようだ。
 余りに急なので谷に降りずに巻道を見つけて、破線に降りて来る。

破線上部

小屋を振り返る
  破線に降りると立派な山道があった。下って行くと小屋の横から舗装道に降りて来た。観音崎山と広瀬の町を見ながら図書館に
 戻って来た。図書館に着くと大粒の雨が落ちて来た。酒呑童子の涙雨か。




home  2021