安栄山(あんねいやま) 237m

光市塩田


塩田小学校越しに望む


2015年3月3日(火) 天気 ☔ 夫婦


P~17分~専修院~7分~最奥民家~9分~峠~14分~安栄山   合計時間 47分

安栄山~4分~磨崖仏~16分~峠~16分~分岐~11分~P     合計時間 47分

総歩行時間 1時間34分


概念図


帰路の専修院まで



安栄山山頂


天気予報では午後から雨、午前中の曇りを頼りに、近くの安栄山に向かう。案の定、塩田小学校を過ぎた辺りから、ぽつぽつ降り出した。引返そうとする亀女の機嫌を取りながら峠と向かう。山道に入るが、最近よく歩かれているのだろうか、思ったより歩きやすい。視界のない三角点だけの山頂から東南方向のテープに誘われ、お目当ての磨崖仏に向かう。



道しるべ

  塩田小学校を通り過ぎた少し先に、旧道が有るのでそこに駐車する。塩田小学校に向けて歩いて行くと、安栄山
 が姿を現す。塩田小学校正門には海抜62,2mの表示がある。公民館の横の車道を北に上がって行く。ぽつぽ
 つと雨が降り出す。持って来た傘をさす。

専修院
  呆れ顔の亀女は、諦め顔になりブツブツ言いながら登って行く。左手にお社が祀ってある。車道を相合傘で
 歩いて行くと、寺院の前に浄土宗宝樹山専修院と書かれた石柱が建っている。

石城の里入野郷記念植樹の森看板
  寺院の前を左折して登って行くと右手奥に、何やら看板が見えるが、雨が本降りになり遠くから眺めるだけ
 にする。左手に、石城山が霞む。
 
  
 我が家の梅は日当たりが悪く5分咲きなのに、この道沿いの梅は南向きで日当たりが良いのだろう満開だ。
 すぐに最終民家に着き、そこから林道に入る。林道は少し荒れているが、峠まで問題なく歩ける。
  切通しを過ぎると峠に着く。学校林案内図が転がっている。峠から左の山道に取りつく。
 
  急なシダの道を上がるがすぐに、小ピークのアップダウンが始まる。テープが付いていて迷う事はない。
 
巨樹


 境界杭を通り過ぎて、ニセピークを降って行くと、鞍部に着き巨樹と出会う。登り返して・・・
  
 ピークを通り過ぎて、ひと登りで、あっけなく安栄山に着く。山頂を示すプレートも何もない頂きだ。もう少し西に
 展望地があるようだが、何も見えそうにないので、お目当ての磨崖仏に向かう。
 

山頂を示す三角点
  
 磁石を取り出し南東を確認すると、赤テープが見える。道が出来ていて問題なく磨崖仏に辿り着く。雨の中来て
 本当に良かった。磨崖仏に手を併せる。岩に刻まれた文字を読み取るが・・・文化三年(1803年)大日如来を
 西川之半祐(人名か?地名か?) 眠れない・・・
 

文化三 寅年

大日

西川之半祐
  寒くなったので、磨崖仏を後にする。どうやら15年来の相棒のレインウエアから雨が滲む。今日ネツトで頼んだ
 オニューが着くが、「これからが儲け」がモットーの熊毛の住人は、旧友をウインドブレカーとして愛用するつもり
 だ。
 
  
 帰路登りには気が付かなかった、岩城の里入野郷記念植樹の森のメタセコイアが見えてきた。専修院を過ぎる
 と、左に降りる車道があるので、近道を取りそちらを降りる。すぐに県道68号線の塩田小学校の東側に出て来
 た。雨の中ふと、弥山で会った山の達人さんの「山好きは、皆アンポンタンですよね。」という言葉が甦った。


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