吉和冠山 1339m

広島県廿日市市吉和



クルソン岩と吉和冠山


2017年6月19日(土) 天気 ☀ 夫婦


P~11分~登山口~44分~林道出合~18分~分岐(下)~15分~分岐(上)~37分~山頂 合計時間 2時間05分

周辺散策時間 1時間27分

山頂~39分~クルソン岩~11分~分岐(下)~11分~林道出合~28分~登山口~10分~P 合計時間 1時間39分

総歩行時間 5時間11分


概念図

 


地図

潮原登山口入口


吉和冠山に、サラサドウダンとオオヤマレンゲを見に行きました。サラサドウダンは山頂の辺りはまだまだ見頃でした。オオヤマレンゲは綺麗に花を咲かせていました。蕾もたくさん付いていて、もう少し楽しめそうです。ただ残念な事にオオヤマレンゲの木が2本雪で折れて枯れていました。久ぶりに、クルソン岩に向かい岩の上から展望を楽しみました。


道しるべ


登山口
  R186号の潮原温泉の標識を入る。タイヤの工場を過ぎた所に、3台ばかり停めれるスペースがある。そこに停めて
 林道を歩いて行くと、10分で冠山登山道と書いた鉄橋がある。この橋の所にも何台か停めれる。登山の注意事項が
 書かれた掲示板を読み先に進む。


滝ヶ休
  左手に渓谷を見ながら登って行く。亀女は山野草を見つけて立ち止まる。滝ヶ休の所から渓流をのぞき込む。せせらぎ
 の音が心地良い。

  良く手入れされた植林帯を過ぎ自然林を歩いて行く、ザックには、久住山の山開きの前夜祭で貰った猿の木彫りが
 付けてある。木橋を渡り右岸に渡る。すぐに木橋を渡り、再び左岸を登って行く。
 
  しばらく行くと、左手の上にガードレールが見えて来る。大岩を過ぎると、その先に木橋がある。ここで一本立てて行く。
 この辺りは、コケイランがあるがもう終わっていた。木橋を渡り木段を上がると、林道に出る。


クルソン岩の下の分岐
  林道を渡り、緑の綺麗な谷沿いを登って行く。このコースの一番好きな道だ。沢を渡り登って行くと、クルソン岩の分岐
 に着く。左に登ればクルソン岩だが、山頂を目指すので右の道を行く。登山靴を新調したので、滑らず快調に歩ける。


分岐にある標識
  クルソン岩の上の分岐で亀女を待つ。ここでも一本立てて行く。「一本立てる」とは最近覚えた言葉で、ザックを降ろ
 さずに杖をザツクの底で支えて、荷重を逃がすことだそうだ。覚えたてで、物珍しく使ってみたが、我々はザックを降
 ろしているので正確には違うのかも知れないが、休憩することのようだ。分岐を右に山頂を目指す。緩やかに登り
 、しばらく平らな道が続く。
 

サラサドウダン

吉和冠山
  やがて左に曲がり、そこからだらだろと登って行く坂がつづく。サラサドウダンの木が出て来たら山頂は近い。吉和冠山
 は広島県第二位の高峰だ。展望は少し先に行った所にある。

 
展望台からは北の展望が広がる
 
 
 

  左から赤谷山・大神ヶ岳。(左) 恐羅漢山・十方山・立岩山、恐羅漢山と十方山の間に臥龍山が霞む。(中)
 吉和の町と、もみのき森林公園の管理棟も見える。(右)

 
オオヤマレンゲ
 
枯れたオオヤマレンゲの木
 
松の木コース分岐
  展望台で山口県の光市のご夫婦と談笑する。HPを見て頂いているようだ。山頂の景色を楽しみ、周辺を散策する。
 オオヤマレンゲは蕾も多くありしばらく楽しめるだろう。残念な事に、一昨年まで在ったオオヤマレンゲの木が2本
 倒れて枯れていた。心配になり、寂地山に向かう所のオオヤマレンゲの木を見に足を延ばしてみた。こちらは木は
 あるが、花は咲いていない。蕾も付いてない。


吉和冠山分岐

吉和冠山山頂分岐

クルソン岩分岐(上)
  再び吉和冠山分岐(松の木コース分岐)まで戻り、冠山山頂に寄らずに、クルソン岩分岐(上)まで戻った。


クルソン岩
  久しぶりに、クルソン岩に寄って行く。分岐を登り、緩やかなピークを2つ越して降って行くと、見の前に大きな岩が
 姿を現す。クルソン岩だ。この岩はロッククライミング経験者でないと登れない。クルソン岩の左手を行くと、下に降る
 道があるが、降らずに進むと・・・

  これまた大きな岩がある。亀女に待って頂いて右手から岩の裏に回る。岩はロープがあり、簡単に登れる。岩の上は
 ニ畳ぐらい平らになっている。岩の上からは、360度の展望が広がる。クルソン岩と吉和冠山が絵になる。早々に
 動画と写真を撮り、亀女の待つ岩の表側に戻る。

 
 岩の上からの展望


下の分岐
  クルソン岩から急坂を降ると、下の分岐に降りて来る。後は山野草を楽しみながら愛車の所に帰って来た。吉和冠は
 やはり花の山だ。しかし今回は、以前には在った花が無くなって寂しい思いをした。


出会った山野草


ウリノキ

ウワバミソウ

セリバオウレン

マルバウツギ

ミズタラビコ

コアジサイ

ヤマアジサイ

ササユリ

ナツトウダイ
     

ツクシガシワ

トチバニンジン

ユキザサ
     

ギンリョウソウ

クマイチゴ

ウリハダカエデ
     

ガマズミ

サラサドウダン

サルメンエビネ
     

オオナルコユリ

トケンラン

タチシオデ
     

ヤブデマリ

オオヤマレンゲ
   

ヤマツツジ

フタリシヅカ

ツルニチニチソウ
     



2015年5月27日 潮原コース
2011年6月21日 潮原コース
2010年6月 9日 潮原コース


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