赤岳(八ヶ岳) 2899m

長野県諏訪郡富士見町立沢・山梨県北杜市高根町清里



甲斐駒ヶ岳の麓から八ヶ岳を望む(2021年10月)


2023年7月11日(火) 天気 曇り 霧


美濃戸口(4:47)~60分~美濃戸登山口(5:47)~40分~休憩岩(6:27~6:41)~110分~行者小屋(8:31~8:54)~120分~

赤岳(10:54~11:20)~33分~赤岳展望荘(11:53~11:58)~15分~地蔵の頭(12:13)~53分~行者小屋(13:06~13:16)

~34分~赤岳鉱泉(13:50)~64分~林道出合(14:54)~45分~美濃戸登山口(15:39)~54分~美濃戸口(16:33)

所有時間 11時間46分


概念図

 

美濃戸口(八ヶ岳山荘)駐車場


参考資料 八ヶ岳登山にチャレンジ9ルート



今回の遠征は先ず木曽駒ヶ岳から空木岳の縦走の予定でしたが、駒ヶ岳SAに着くと中央アルプスに雨雲がかかっています。改めて天気予報を見ると、どうも明日は雨らしい。急遽予定を変更して、木曽殿山荘をキャンセルし、比較的天気の安定している八ヶ岳へ向かいました。美濃戸口から地道の悪路を走り、やまのこ村の駐車場に入りましたが、もの凄い数のアブが群れていました。ドアを開けるとすぐに車の中もアブで一杯になりました。ここでの車中泊を諦めて、ほうほうの体で、美濃戸口の八ヶ岳山荘の駐車場まで引き返しました。検討の結果、行者小屋でのキャンプを辞め、日帰り登山に予定を変更。美濃戸登山口から南沢を通り、行者小屋、文三郎尾根経由で赤岳の山頂を踏み、地蔵の頭から行者小屋に降り、赤岳鉱泉を通り、北沢から周回しました。赤岳展望荘周辺にはコマクサが咲いて、イワヒバリとの素敵なツーショットが撮れました。地蔵の頭から一瞬見えた赤岳は凄い迫力でした。



道しるべ


八ヶ岳山荘

分岐左
  八ヶ岳山荘の駐車場で車中泊をして、早朝赤岳へ向かう。(駐車台数150台、料金800円) やまのこ村駐車場まで荒れた砂利道を
 登って行く。途中車が追い越して行く。

やまのこ村

やまのこ村駐車場

赤岳山荘
  やまのこ村駐車場(駐車場の台数70台、料金1000円) その上の赤岳山荘にも駐車場(駐車場の台数60台、料金1000円)があり、
 ここまで車で入れる。朝はアブは殆ど飛んでいない。

美濃戸山荘

美濃戸登山口
  美濃戸山荘の先の美濃戸登山口で、南沢と北沢に分かれる。南沢から行者小屋に向かう。しばらくは、苔むした沢沿いを登って
 行く。
  二度目の沢を渡ると、急な坂になる。
  堰堤から落ちる滝の所には大岩があり、ここで八ヶ岳山荘のちまき弁当を食べて腹ごしらえをする。
  沢を渡り登って行くと、「勝久雄彦霊神」の石碑の左手の岩の上に二基の石祠ある。
  更に沢を渡り登って行くと、苔むした緩やかな森になる。やがて川のようなガレの道を行くと、行者小屋の屋根が見えて来る。

行者小屋(拡大可)

行者小屋(拡大可)

行者小屋(拡大可)
  行者小屋で一本立てて、ヘルメットを付けて、文三郎道を登って行く。

赤岳(左)・阿弥陀岳(右)
  10分も登ると阿弥陀岳分岐、ここから急になる。階段にはマンモスの金具が貼り付けてある。

文三郎尾根(拡大可)

中岳
 階段を登って行くと シャクナゲが癒やしてくれる。登って来た尾根を振り返ると、眼下に行者小屋が見えている。右手には中岳が
 見え隠れする。

文三郎尾根分岐(拡大可)

キュレット分岐(拡大可)
  文三郎尾根から稜線に上がり奥様を待つ。中岳へ降りる道はもの凄い急だ。稜線の岩場を登って行くと、キレツト分岐に着く。
 ストックをたたんで、左に曲がり登って行く。
  鎖に捕まり登って行くと、竜頭峰分岐に着く。

赤岳(拡大可)

一等三角点(点名:赤岳)
  階段を登ると赤岳山頂に着く。山頂には赤岳神社と、六神三十柱が祀られる太政宮の神社がある。周囲には御柱が建てられている。

赤岳頂上山荘(拡大可)

赤岳展望荘(拡大可)
  赤岳頂上山荘のベンチでしばらくガスの取れるのを待っていたが、取れそうにないので、赤岳展望荘に向かって岩場を降って行く。

イワヒバリ&コマクサ(拡大可)

赤岳(拡大可

阿弥陀岳(拡大可)
  イワヒバリとコマクサの写真を撮り、地蔵の頭から赤岳方面を振り返り、しばらく待っているとガスが一瞬取れた。

地蔵の頭

横岳(拡大可)
  地蔵の頭からは、鎖や階段のある急な岩場を降りて行く。

赤岳鉱泉(拡大可)

赤岳鉱泉(拡大可)
  行者小屋に戻り、緩やかに登って行き、中山乗越を降って行くと、約30分で赤岳鉱泉に着く。赤岳鉱泉はステーキが有名だ。
 振り返ると、仏像を後ろから見たような大同心や、小同心の岩場が見える。
 

林道終点(振り返り)

八ヶ岳山荘
  沢を何度も渡って降って行くと、約1時間で林道に出る。約45分で美濃戸登山口、そこから約1時間で林道を歩き美濃戸口の
 八ヶ岳山荘へ戻る。八ヶ岳温泉もみの湯で汗を流して、金峰山登山口の大弛峠へ向かう。


赤岳の花


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