矢筈ヶ岳 461m

防府市真尾


山城山から望む


2017年12月19日(火) 天気 ⛅一時☂のち⛅ Kさん


敷山P(10:09)~21分~敷山城跡(10:30~10:33)~16分~稜線(10:49)~14分~矢筈ヶ岳(11:03~11:06)

~18分~巨岩テラス(11:24~11:54)~5分~手前ピーク(11:59)~47分~矢筈森林公園登山口(12:46)

所有時間 2時間37分


概念図

 


敷山コース登山口

矢筈森林公園登山口



矢筈ヶ岳は、佐波川を挟んで右田ヶ岳の東にある山です。人気の右田ヶ岳の陰に隠れて、ひっそりとした感がありますが、合戦など歴史的な舞台になった山です。矢筈ヶ岳は山容からきた名前ですが、その姿は秀麗で貴品に満ちています。


道しるべ

  周南市方面から行くと、2号線の農業大学(阿弥陀寺)入口の次の信号を右に曲り、敷山城跡の標識に従い山に
 向かって行く。行止りが敷山コースの登山口になる。登山口には車が3台停めれるスペースがある。登り始めて
 すぐに忠魂碑の指標があるので寄って行く。敷山戦死者の忠魂碑で公爵毛利元昭書と刻まれている。裏には
 昭和15年10月と刻まれている。
 
  分岐まで戻り、敷山城跡に向かう。竹林を抜けると柿の実が残っている。今年は柿が豊作のようだ。九十九折れに
 登り・・・

  尾根を行くと敷山城祉に着く。説明板には、建武の中興に反逆した足利尊氏に義兵を挙げた清尊、教乗の軍勢が
 立て籠もった験観寺跡(敷山城跡)と書かれている。

  模擬段を登り、石段らしき道を行くと開けた所に上がる。

  大きな岩があり、説明板には梵字岩と書かれている。永遠の平和を願って彫られた文字で、元弘の9年前のもの
 のようだ。

  梵字岩からすぐに敷山験観寺本堂跡に着く。ここが八合目のようだ。立派なお社が義兵をお祀りしてある。


分岐
  寺跡には敷石が残っている。お社の奥から登って行く。ここからは急な山道になる。すぐの分岐を右に登る。


大木を振り返る
  急な道を登って行くと、枝を張った大木がある。大木の横を過ぎて・・・


展望岩

稜線
ロールオーバー
 更に急な道を登ると 、左手に脇道があるので行くと展望岩がある。展望岩からは三田尻港が見える。展望岩から
 戻り登ると、すぐに稜線に上がる。
 

展望地
  稜線を右に山頂を目指す。大岩の横を巻き、岩道を越えて、急坂を登ると、平坦な道になる。右手に展望地がある。

  
 残念ながら逆光とガスで良く見えない。


矢筈ヶ岳山頂
  山頂では先に着いたお二人さんが待っている。山上山へ周遊した事が懐かしく思い出される。近い内に牟礼峠への
 道も歩いてみたいものだ。


鉾岩
  山頂からは大平山が枝越しに見える以外展望はない。山頂を後にして、鉾岩に寄る。Kさんが鉾岩から撮っている
 景色は・・・


三田尻港

右田ヶ岳

西峰 431m
  三田尻港や右田ヶ岳や巨岩テラスのある西峰だ。


巨岩テラス
  西峰に向かう途中、右田ヶ岳方面が真っ白になり、ぽっぽっと雨が降り出した。巨岩テラスに上がるも霞んでいる。
 テラスを降りて・・・


空間を上から見る

空間に入り外を見る
  巨岩テラス下の空間に降りる。4~5人は余裕で入れる。Kさんに味噌汁を御馳走になり、お弁当を頬張る。しばらく
 すると雨が止んだので、予定通り矢筈森林公園登山口に降りる事にする。残念ながらカメラの調子が悪く、ここから
 先は2012年の記録を見てほしい。矢筈森林公園への道は西峰を矢筈ヶ岳の方へ戻り、すぐの左手のテープから
 取り付く。手前ピークを登り返して、急坂を降って行くと、50分で登山口に降りる。
 

矢筈森林公園登山口
  登山口には「森林散策道矢筈ヶ岳」の指標がある。休憩所がある駐車場へは1分の距離だ。矢筈ヶ岳は色々な
 コースが整備されて来ている。どんどん登ってみたいお山だ。




2012年2月29日   森林公園コース 上の原墓地左コース


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