美ヶ原 2034m

松本市入山辺・上田市武石上本入・長野県山県郡長和町和田



美ヶ原高原


2020年10月5日(月) 天気 曇り


美ヶ原自然保護センター(9:57)~51分~王ヶ鼻(10:48~10:58)~23分~王ヶ頭(11:21~11:30)~36分~

美しの塔(12:06~12:08)~33分~王ヶ頭ホテル(12:41~13:02)~23分~美ヶ原自然保護センター(13:25)

所有時間 3時間28分


概念図

 


長野県美ヶ原自然保護センター


美ヶ原は松本市の東側にそそり立つ2000mの溶岩台地です。山頂の王ヶ頭はパラボラアンテナに占領され、ホテルまで建って観光化されています。少し喧騒を離れた王ヶ鼻からは、松本市が一望出来、天気が良ければ北アルプスから中央アルプス、南アルプスや八ヶ岳までの大パノラマが堪能出来ます。王ヶ頭から美しの塔までは、放牧地を左右に見ながらのんびりと高原を散策出来ます。美しの塔で鐘を鳴らして引き返しました。山頂に大きなホテルがあるとは知らず、折角なのでレストランでランチにしました。またレンゲツツジの咲く、天気の良い日に来てみたい高原です。



道しるべ


拡大可
  昨日美ヶ原自然保護センターに着いて、売店の人に確認すると「車中泊は構いません。トイレも使えますよ。」と言われた。不思議に
 思ったのは、車は多く停まっているのに人の気配はない。夕方後から来られた人も手ぶらで登って行かれる。結局登られた方は
 帰って来られなかった。広い駐車場で無人の多くの車と一緒に車中泊したが、風が強く車が揺れ、ガスで周囲が見えずよく眠られ
 なかった。
 

出発点

王ヶ鼻
  今朝ガスが取れるのを待って、センターを出発する。生憎の曇り空だが、風が心地良い。車道を行くと、左手に王ヶ頭のパラボラ
 アンテナ郡が見えて来る。車道から分かれて石段を登って行く。右手には王ヶ鼻が見える。

美ヶ原自然保護センター
  パラボラアンテナを見ながら登って行くと、山頂が近くなる。振り返ると美ヶ原自然保護センターが見えている。やがて美ヶ原高原と
 書かれた看板の前で写真を撮り、砂利道の車道を王ヶ鼻へ向かう。
  しばらく行くと自然保護センターからの車道が合流して、王ヶ鼻まで0,5㎞の標識がある。砂利道の車道を真っ直ぐに行くと、
 遭難碑があり、その先で左の小道に入り、200m程行くと王ヶ鼻に着く。
 

拡大可
  王ヶ鼻では多くの人々が寛いでおられる。密にならないように気を付けて展望を楽しむ。王ヶ鼻の石仏郡は、御嶽信仰から御嶽山
 の方を向いている。
 
 生憎の曇り空で、北アルプスは雲に隠れているが、松本市の展望が眼下に広がる。
 
 王ヶ鼻から王ヶ頭、茶臼山を眺める。殆ど高低差はない。見えているのは高原の半分だ。

王ヶ頭(拡大可)
  王ヶ鼻を後にして王ヶ頭に向かう。王ヶ頭からも展望が良いが、やはり王ヶ鼻にはかなわない。ここにも鳥居と祠と石仏郡があるが、
 建造物に囲まれて、異様な感じがする。山頂に宿泊施設があるのではないかと思っていたが、まさかホテルがあるとは思っても
 いなかった。

王ヶ頭ホテル

拡大可
  王ヶ頭を後にして、のんびりと高原を散策する。

塩くれ場

美しの塔(拡大可)
  相方は中々牛から離れようとしない。塩くれ場は茶臼山と、美しの塔・牛臥山から美ヶ原高原美術館の分岐になる。その先の塩を
 乗せた岩を牛が舐めている。美しの塔は、詩人尾崎喜八の「美ヶ原溶岩台地」の詩碑でもある。裏に回り鐘を鳴らして引き返す。
 簡単に登れる百名山なので、今度は花の咲く、晴天の日に王ヶ頭ホテルに宿泊して、美ヶ原を楽しみたい。



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