(偽)天頂山 144m 天頂山(天長山城) 70m

萩市大井



(偽)天頂山(右) 墓地駐車地付近から望む


2025年3月30日(日) 天気 曇り 寒い


墓地駐車地(9:52)~60分~(偽)天頂山(10:52~10:56)~56分~天頂山取付(11:52)~11分~

天頂山(12:03~12:32)~7分~円光寺穴観音古墳(12:39~12:45)~19分~墓地駐車地(13:04)

所有時間 3時間12分


概念図

 

墓地駐車地


萩市大井に(偽)天頂山と天頂山があります。国土地理院の地図では天頂山は144mのピークになっていますが、「第4集防長山野へのいざない/金光康資著」では、標高70mを天頂山、144mの山頂を(偽)天頂山として紹介されています。たまたま(偽)天頂山から下山途中にみかんの世話をされている歴史に詳しい方の話をお伺いすると、地元では天頂山は標高70mの草原の山で、阿武の王の遺構があったと話して下さいました。144mのピークは天頂山とは言わないとの事でした。登山道は登りの方が難易度が低く分かり安いので、ピストンする方が良いと思います。この辺りは元寇に関するグロの遺構や、元寇の碇石などがあります。萩市出身の私は子供の頃に遅くまで遊んでいると、「ゴンゴジイ(元の将軍)がさらいに来るぞ」と大人から言われた事を思い出しました。



合わせてご覧下さい

2021年6月23日    鵜山 グロ
2021年6月23日      天頂山



道しるべ


墓地駐車地

鵜山の案内図(拡大可)
 萩市街からR191号線を来ると、大井を過ぎた辺りに 「山陰自動車道の整備を促進しょう」の看板があり、入ると墓地の駐車地が
 ある。萩の方へ戻り、鵜山の案内図の対面の道に入り踏切を渡り、その先の道を左に曲がり駐車地の方へ戻って行く。

分岐右

分岐左

分岐右
  磯平61の電柱を右に曲がる。次の分岐を左に曲がり、その次(概念図の分岐)を右に曲がる。ここを直進して破線に入ると
 苦戦するようだ。

山道取付
  養蜂箱の置いてある所を左に登り、その先で山道に取付き、S字に登って行く。
  右手下に養蜂場を見た先から尾根に上がる。

巻き道
  尾根を登り切ると左に降って行く。尾根から離れて一旦左に降り、すぐに右に登り尾根を越えて巻き道を行く。どうやら尾根道は
 荒れているようだ。
  尾根に上がり進んで行くと水溜がある。その先で尾根を降り再び下の巻き道を行く。

鞍部
  鞍部から左に上がり、すぐに右に登って行く。段々状の果樹園跡を登って行き、岩場を過ぎると(偽)天頂山に着く。
  JBTさんの「もうひとつの天頂山」のプレートがある。尾根を南に降って行く。
  途中から羊歯の刈られた急坂を降り谷に降りる。その先が分かり難いが、テープがあり薄い踏跡がある。やがて道が明確になり
 林道に出る。
  その先にはみかん畑があり、親切な方から天頂山に付いて色々と教えて頂いた。天頂山(天長山遺跡)取付きの石段を登ると
 赤崎大明神がある。

赤崎大明神

天頂山(拡大可)
  その先には配水施設がある。配水施設の右を通り登って行くと、墓地がありその先が広く刈られた天頂山になる。
  
  天頂山から東の展望 / 長沢台その左手に紫曇山・嶽山
  
  西から北の展望 / 城山・大井の町・大島
  
 北から北東の展望 / 大島や奈古の遠岳山

拡大可
  下山後円光寺穴観音古墳に寄り、元寇の碇石を見て行くと・・・

拡大可

拡大可

もうひとつの天頂山(右)
  葦の茂みに雉のつがいがいた。この茂みを住処にしているようだ。もうひとつの天頂山を眺めて帰路に着いた。


home次の山