天井ヶ岳 691m

長門市油谷河原・下関市豊田町一の俣



一位ヶ岳から天井ヶ岳を望む


2018年6月7日(木) 天気 ⛅


通行止め(10:25)~6分~天井ヶ滝入口(10:31)~25分~天井ヶ滝(10:56)~38分~林道終点(11:34~11:42)

~24分~開けた場所(12:06)~24分~支尾根出合(12:30)~9分~天井ヶ岳(12:39~13:05)

~16分~前天井ヶ岳(13:21)~21分~林道入口(13:42)~38分~通行止め(14:20)

所有時間 3時間55分


概念図

 


天井ヶ滝入口

天井ヶ岳は、西にゴルジュのある白滝山、東に長門の名峰一位ヶ岳の間にある大きな山です。18年前に一度白滝山から縦走した事がありますが、展望のない印象の薄い山でした。しかしこの山塊で一番の高峰で、一等三角点のある山です。鹿の害が多いのか登山道には、鹿避けの網が張り巡らされていました。今回山友さんからGPSの軌跡を頂き、天井ヶ滝から登って来ました。


道しるべ


油桐

油桐
  R491に入ると通行止めの交通標識が出ている。一の俣温泉を過ぎてしばらく行くと、道路が狭くなっていく所がある。
 ここで通行止め。ナビで確認すると天井ヶ滝入口まで380mと出ている。国道を歩いて行くと・・・


ムラサキシキブ
  すぐに天井ヶ滝入口に着く。
  林道を登って沢沿いの山道に入る。丸太橋は滑りそうで慎重に渡る。次の丸太橋には板が打ってあり、ロープが
 張ってあるので比較的楽に通過する。空気がひんやりしていて気持ちが良い。


天井ヶ滝
  ガレの坂を登って行くと、やがて天井ヶ滝が見えて来る。滝の上部に上がる道を探す。良く見ると滝の右手に滝から
 離れるように上がる巻道がある。


炭焼窯跡
  滝の上部の右手には岩の壁が見える。鹿避け網が張ってある沢沿いに登って行くと炭焼窯跡がある。

  沢を離れずに、古い白のビニールテープを探しながら、慎重にコース取りをして行くと林道に上がる。林道終点
 のようだ。地図を見ると半分の道のりだが、ここで一服する。林道の先まで行くと赤滝がある。


赤滝
  赤滝の横から再び沢沿いに登って行く。歩き安い所を登って行くと、開けた場所に出る。

 
 柴山と呼ばれる平らな場所で、薪を拾ったり炭を焼いていたようだ。右手にも谷があるが左手に向かう。
 
  すぐ上には炭焼窯跡がある。谷を詰めて行くと、分岐するが右に行く。


谷の上部
  次の分岐も右、三番目の分岐も右に登って行くと、谷の上部に着く。左手の支尾根に上がって行く。


登山道分岐
  支尾根を右に登って行くと、登山道と合流する。左に登るとあっけなく天井ヶ岳に着く。


エゴノキ

天井ヶ滝からの道分岐
  ピカピカの一等三角点が誇らしい。展望はないが広々していて、気持ち良い山頂だ。重たい雲間から青空が顔を
 出す。ゆっくり寛いで帰路は登山道を降りる。

  ふかふかの緩やかな道を降りて、登り返すと前天井ヶ岳だ。前天井ヶ岳からは、転げるような坂が続く。


林道入口
  しばらく降りて行くと、右手に林道が見えて来たので林道に降りる。林道を行くと、天井ヶ岳登山口と書かれた案内板
 がある。ここからすぐにR491に出る。少し登った所が一位ヶ岳の登山口になる。ゆっくり通行止めの国道を降り周遊
 する。天井ヶ滝からのコースは読図が必要だが、テープも踏み跡もあり、中々面白いコースだった。
 



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