天上山 973m

広島市佐伯区湯来町


2014年10月29日(水) 天気 ☀ 夫婦


もくもく館P~10分~登山口~50分~炭焼窯跡~20分~ベンチ~4分~林道~31分~天上山      合計時間 1時間55分

天上山~27分~林道~10分~悠久の森石碑~4分~ベンチ~21分~炭焼窯跡~44分~登山口   合計時間 1時間46分

天上山登山往復歩行時間 3時間41分


龍頭橋~11分~奥の滝~10分~龍頭橋~10分~もくもく館P    合計時間     31分


総歩行時間 4時間12分




概念図

地図

龍頭峡入口


亀女が、前回やり残した、湯来ロツジ温泉のドクターフィツシュがやりたいと言い出し、湯来方面で天上山に登って来ました。今回は、安芸太田町の筒賀から龍頭峡へ向かい、龍頭峡登山口から登りました。【引き明けの森】がすばらしく、樹齢400年からなる杉や樅の木の大木は、一見の価値があります。紅葉には少し早かったのですが、龍頭峡の滝や、筒賀大歳神社の大銀杏など見所満載でした。


道しるべ

  R186を吉和から戸河内に向かい、筒賀の集落へ入り、交流の森龍頭ハウスの標識が、大きく出ている龍頭峡
 入口の信号機を右に入る。車道を走って行くと、追森の龍・ラドゴンの像があり、森林館を経て、三谷川の石碑が
 ある駐車場に着く。ここから歩いても良いが更に先に行く。

  再び右手に駐車場があり、高台に休憩所もくもく館がある。時期的なものか閉鎖されていた。そこに停めて川の
 向こうのキャンプ場を見ながら車道を歩いて行く。駐車場から10分も歩くと、龍頭橋に着く。二段の滝・奥の滝と
 の分岐になる。天上山登山口は、橋を渡り20mの所にある。
  車道が行き止まりになり、駐車スペースがある。ここにもトイレがあるが、今日は使用禁止になっている。歩いて
 きた途中のキャンプ場のトイレが使える。引き明けの森の案内板が登山口になる。
 
  
 右の小道に降り、小川を渡り、堰堤1を正面に見ながら、護岸ブロックの上を歩いて行く。右手の急な道を登って
 行くと、手製の梯子が架けてある。ジグザグに急な坂を登って行く。アルミの支柱が、所々に置かれている。近い
 うちに登山道を整備する様子だ。

  
 足元に注意しながら、登って行くと、山を巻いて行く平な道になる。滝から上がってくる以前の道は、木で通行止
 の印がある。赤い鉄橋を2つ渡り、小川に降りて行く。

  
 小川を進み登って行くと、堰堤2が現れる。堰堤前の小川を渡る。

 
左手にせせらぎを、見ながら高巻に登って行く。 しばらく行くと、炭焼窯の跡がある。紅葉が綺麗な雑木の道を
歩いて行くと、正面に堰堤3が見えてくる。


サルトリイバラ
  堰堤3の手前を渡り、右手に滝を見ながら、登って行くと、工事現場に架かっている梯子階段が現れる。



  
 2度階段を登り、険しい道を登って行くと、右に滑滝が見えてくる。その先が引き明けの森だ。ここから先は、
 巨大な樅の木や、杉の木が現れる。
  引き明けの森の標識からすぐにベンチがあり、側に炭焼窯跡がある。土に埋もれて看板がなければ気が付か
 ないところだ。暑くなったので、フリースを脱いで休憩していく。しばらく、悠久の森に癒される。


  
 歩き始めると、今度は栃の古木に出合う。ここまでの大木になると、見る人を圧倒する。道に栃の実がたくさん
 落ちている。道が分かれるが、どちらを登っても、先で合流する。ここは真っ直ぐ登って行く。緑の中をジグザグ
 に登って行くと、ベンチのある休憩所に着く。


振り返ると石碑

  休憩しないで先を急ぐと、すぐに林道に降りて行く。悠久の森の石碑がある。
 
 
 天上山登山への道は、林道を左に降り、すぐ右手から取り付く。頂上まで、1kmの道標がある。良く手入れされ
 た杉林を登って行く。
 
  
 15分も頑張ると尾根に出る。尾根歩きを楽しむと、見覚えのある山頂に着いた。
 
  

山頂からは正面に、北西の展望が開ける
 
 

位置を変えると深入山が見える

  
 この時期は、気温が低くオムスビを持つ手が冷たくなる。山頂付近の紅葉をカメラに納めて、ほどほどに山頂を
 後にする。
 


谷に降りる
  
 山頂から尾根を北東に向かい、谷を左(北)に降って行く。谷に降りる所に目印があるので、迷わないと思うが
 注意したい。良く手入れされ、枝打ちされた杉が見事だ。  



ツルシキミ
  
 薄暗い谷を降って行くと、杉林の巻道に変わり、大正3年植樹の人工林の看板がある。
 
  
 看板から10分程で、林道に出る。天上山山頂まで、1,5kmの標識がある。林道を左(南)に登って行くと・・・
  10分で悠久の森石碑に戻る。引き明けの森の、少し早い紅葉を見ながら、降って行くと、4分程でベンチのある
 休憩所に着く。水分補給をして・・・
  右(西)に降りて行く。左手に深い谷があるが、谷から巨大な大木が天を衝いて伸びている。圧巻だ。谷に向かって
 ジグザグに降りて行くと、栃の古木の先の分岐に降りてくる。


登山口の駐車場
  再度、分岐点を確認し、栃の古木に挨拶して、引き明けの森を後にする。登山口まで引き返して滝見物に向かう。
 

 ナメラ滝 二段滝
 
 
奥の滝   奥の滝  筒賀大歳神社の大銀杏
 
 滝見物を終えて、筒賀大歳神社の大銀杏に寄ったが少し紅葉には早い。銀杏の木が黄金色に変わるのは、
 2週間位後だろうか?神社には、御神楽の面が飾られ、近くの中学校から、お神楽の笛の音が聞こえてくる。
 懐かしい里の秋を感じて、亀女に促されて、ドクタフィツシュの待つ、湯来温泉へと向かった。
 

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