蓼科山 2531m

茅野市北山・長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野



七合目付近から望む


2020年10月6日(火) 天気 曇り


七合目登山口(8:32)~41分~天狗の露地(9:13~9:17)~24分~蓼科山荘(9:41~9:49)~36分~蓼科山(10:25~11:35)

~36分~蓼科山荘(12:11~12:27)~22分~天狗の露地(12:49~12:54)~35分~七合目登山口(13:29)

所有時間 4時間57分


概念図

 


七合目登山口


学生時代夏休みに蓼科山の麓でアルバイトをしたことがあり、茅野・蓼科・白樺湖など懐かしい名前ですが、景色は全く覚えていません。もう45年も前のことです。蓼科山は円錐形の山容から諏訪富士と呼ばれていますが、写真で見ると何処にでもあるような丸っこい山に見えます。ところがこの蓼科山は標高が2530mもあり、溶岩がゴロゴロ転がる野球場もスッポリ入りそうな広い山頂からは、360度の大展望が広がります。八ヶ岳・富士山・南アルプス・中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・北アルプスが望め、霧ヶ峰の車山が眼下に見えました。



道しるべ


七合目登山口
  白樺湖から蓼科山を望み、白樺高原国際スキー場を目印に蓼科山七合目に向かう。七合目の手前に大きな駐車場があり、多くの
 車が停まっている。車道を登って行くとすぐにトイレがあり、登山口にも駐車場があるが、ほぼ一杯になっている。蓼科神社の鳥居
 を潜り登って行く。針葉樹の山道を登って行くと、馬返しの標識がある。
  一直線の長い平らな道を登って行く。左手を見ると苔が生えて、日本庭園のようだ。緩やかに登って行くとケルンがある。
  何時の間にか広葉樹の道になり、右手の将軍平と書かれた急な坂を登る。ガレ道に代わり天狗の露地と書かれた標識がある。
 一息入れて先に進む。
  ガレ道を登って行くと、物凄い急坂になる。坂の途中で振り返ると女神湖が見えている。

蓼科山荘(将軍平)
  急坂を登り切ると蓼科山荘に着く。有料トイレ(200円)がある。蓼科山荘からは蓼科山が見える。急な岩場を登って行き、傾斜が
 緩やかになり巻きながら登って行くと、蓼科山頂ヒュツテに着く。
  蓼科山頂ヒュツテからすぐに、一等三角点がある蓼科山山頂に着く。
 
 蓼科山からは遮るもののない胸の空くような展望が広がる。風を避けて平たい火山岩に腰を掛けて、コーヒーを飲みながら、ケーキ
 を食べようとしたら、ケーキが火山岩の間に落ちてしまった。残ったケーキを半分にして展望を楽しみながら至福の時を過ごす。
 
八ヶ岳から南アルプス・中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・北アルプスが望める

蓼科神社

八ヶ岳

中央アルプス
  山頂中央にある蓼科神社にお参りして、北東の端の方位板まで行くと、北アルプスが良く見える。



御嶽山


乗鞍岳

霧ヶ峰・白樺湖
  

穂高岳・槍ヶ岳

槍ヶ岳

天狗の露地
  展望を心置きなく楽しみ、蓼科山頂ヒュツテでお土産を買って下山した。下山時に天狗の露地に立ち寄り、蓼科山を眺めると
 雲が掛かっていた。蓼科山は忘れられない一座になった。




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