高森城址 412m

岩国市美和町生見



貞清から見た高森城址


2017年7月10日(月) 天気 曇り 夫婦


長角登山口~28分~車道出合~8分~車道終点~9分~城跡 合計時間 45分

城跡~17分~鞍部~22分~県道~11分~長角登山口      合計時間 50分

総歩行時間 1時間35分


概念図

 


地図

長角登山口

梅雨の合間、岩国市美和町生見の高森城址に登って来ました。広い城址は大内氏の安芸への戦略上の拠点になり、毛利氏の時代に廃城になった山城です。山頂には祠があり、仏さま・弘法太子・役行者が祀ってありました。



道しるべ

  美和総合支所の前を通り県道2号線を北に走る。しばらく行くと、生見川に沿って2号線が走り、長角橋と長角と書
 かれたバス停がある。その先のカーブの所が登山口となる。登山口の所には生見支93の電柱が立っている。

  車1台停めれるスペースがあり、「小河内地区急傾斜地崩壊危険区域」の案内板の所から登る。植林帯を通り・・・

  沢を渡り、緩やかな道を登って行く。竹林を過ぎ、杉の植林帯を過ぎて・・・


トリアシショウマ

ヒヨドリバナ
  巻道行く。急坂はなく、登山道と言うより昔の生活道のようだ。


オカトラノオ
  やがて鳥居を潜ると、車道に出合う。車道を登って行くと・・・


ホトトギス
  行止りになり、高森城址の説明板が立っている。戦国時代は大内氏の安芸への戦略上重要な山城だったようだ。

  九十九折れに登って行くと、高森城址に着く。入口にお堂があり・・・

  仏さま・お大師さま・役行者が祀ってある。城址に上がり菊池烏龍茶で喉を潤す。

 
 高森城址は広いが展望はない。お堂の横のベンチに座り昼食にする。風が吹いて気持ち良い。

 

シャクジョウソウ

シャクジョウソウ
  地図を見ると南に降りる道があるので、お堂の下の道を南に向かう。


城址を振り返る

石垣
  降りて行くと、幾重にも段になり山城の名残りが良く分かる。


鞍部
  道が怪しくなって来るが尾根を外さないように降りれば問題ない。落葉で滑る急な坂を転げるように降りて行くと
 鞍部に着く。

  鞍部にある高森城址の矢印が落ちてひっくり返っていた。山道を降って、竹林を過ぎると・・・

  少し茂っている所もあるが支障なく歩け、やがて人里に降りて行く。


ヤブカンゾウ

振り返る
  ヤブカンゾウの花が色鮮やかで目を楽しませてくれる。祠があるので、こちらから登る時の目印になる。


ネジバナ
  すぐに県道2号線に出る。うっかりして電柱の番号を見落としてしまった。県道を10分も歩くと、長角登山口に着く。

  帰りに芥川龍之介所縁の真教寺へ立ち寄る。「本是山中人」には父親の故郷への思いが偲ばれる。

  石碑は芥川の文字を模したようだ。山口県と芥川龍之介の思いもよらぬ縁に新しい発見をした。



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