嶽山 194m 鯛ノ峰 212m

周防大島町伊保田



鯛ノ峰展望所から瀬戸の海を眺める


2020年2月19日(水) 天気 晴れ


ふれ愛観音(10:29)~31分~尾根(11:00)~18分~嶽山(11:18~11:35)~36分~ふれ愛観音(12:11)~43分~

鯛ノ峰展望所(12:54~13:28)~9分~鯛ノ峰(13:37)~32分~石丸王神社(14:09)~23分~ふれ愛観音(14:32)

所有時間 4時間3分


概念図

 


ふれ愛観音


周防大島町の先端の嶽山と鯛ノ峰に登って来ました。嶽山の山頂は石垣で囲まれていて鬼瓦が石垣の間に置かれていました。鯛ノ峰は3回目ですが、手前の展望所が分からなくて再リベンジです。火山岩の展望所からは四国が間近に見えて、穏やかな春の瀬戸内海を堪能しました。



道しるべ

  浄西寺入口の高額寄進者記載の建築物の前に停めさせて頂き、ふれ愛観音にお参りして行く。貧者のご奉仕をして登山の安全を
 願う。
  ふれ愛観音の手摺りの斜面から取付くが、いきなりの倒木で嫌な予感がする。くの字に上がると道が消える。歩きやすいみかん畑の
 跡を北西に歩いて行くと、みかん運搬のレールが現れる。レールに沿って行くと、崩壊小屋がある。(帰路はここに降りて来た)
 
  もう一つ小屋の横を通り、放置されたみかん畑を谷沿いに上がって行く。途中踏跡を右斜面に上がって見たが藪っている。谷を詰め
 レールを越えて鞍部に向かう。竹林の中に倒壊した小屋が寂しい。
  手探りで竹林を登って行くと、薄い踏跡の先に尾根が見えて来る。尾根に上がると倒れた竹が道を塞いでいる。竹を踏みしめて登って
 行くと、嶽山の山容が見えて竹林から抜け出た。急な岩場を登って行くと展望が良くなる。ここで一息入れる。
  展望所からは油田漁港(油宇)や保木鼻の半島、その東に鯛ノ峰や片島が望める。展望を楽しんですぐ上の石垣を登ると嶽山に着く。
  嶽山は四等三角点が座り、周囲を石垣で囲まれている。石垣の間には鬼瓦がひつそりと置かれている。

クコ?
  帰路展望所の所に一輪の花が咲いていた。展望所を少し降り、竹藪を避ける為南に降りて行く。途中から所々にテープがあるが、
 道は怪しくなる。みかん畑の跡地になると、降りやすい所を降りて行く。やがて倒壊小屋に降りて来て、レールに沿ってふれ愛観音
 まで戻って来た。町道油宇和田線を伊保田方面に降って行く。トンネル手前の観光MAPの横から登って行く。
 
  すぐに峠に上がる。峠には水準点と石仏と大きな楠がある。農作業の軽トラがやっと通れる舗装道を登って行く。石丸王神社の
 分岐を過ぎて、しばらく舗装道を登って行き、アンテナのある建物の所を鋭角に上がって行く。
  すぐに右に入って行く道がある。雑木の道を行くと火山岩の広い展望所に着く。展望所の先は崖になっている。穏やかな時間が
 流れる。
 
 展望所からは保木鼻がマツコウ鯨のように見える。瀬戸内海の向こうには四国の佐田岬が望める。右手には平郡島が見えている。

佐田岬

鯛ノ峰
  至福の時を過ごして鯛ノ峰に向かう。三等三角点がぽっんと座っている。帰路アンテナのある建物の所から久保田港に入る防予汽船
 が見える。

鯛ノ峰

嶽山
  石丸王神社に寄り、鯛ノ峰や嶽山を眺めながら帰路に着いた。最近は周防大島町にのめり込んでいる。



2016年8月25日  鯛ノ峰


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