大麻山(たいまさん) 599m 一等三角点(点名:大摩山) 574m

浜田市三隅町室谷



浜田城址から望む大麻山


2024年6月13日(木) 天気 晴れ


大麻山神社鳥居(8:19)~17分~遊歩道入口(8:36)~16分~水道施設(8:52)~34分~

大麻山神社社務所(9:26~9:31)~22分~一等三角点(9:53~10:00)~20分~大麻山神社社務所(10:20)

~5分~大麻山神社(10:25~10:29)~6分~大麻山(10:35~11:19)~55分~大麻山神社鳥居(12:14)

所有時間 3時間55分


概念図

 

路肩P(大麻山神社大鳥居)



13日柿本人麻呂が眺めただろう大麻山、漁山に登り、浜田ワシントンホテルプラザに宿泊して、翌日14日人麻呂終焉地の三番目の候補地の浜田城址(亀山)や、飛鳥時代の国府址といわれる伊甘神社、石見畳ヶ浦を見学して本明山に登り、有福温泉町よしだやで70歳の誕生日を迎えました。これで、人麻呂の終焉地と言われる斎藤茂吉説の島根県邑智郡美郷町湯抱の鴨山、梅原猛説の益田市沖の鴨島、浜田城址(亀山)説を巡り、所縁の地とされる江の川、津ノ浦、大崎鼻、石見畳ヶ浦、石見国府址、浜田川、高津柿本神社、戸田柿本神社、人麻呂遺髪塚、高津川にも行きました。人麻呂が眺めたであろう鴨山、高角山、大麻山、漁山、比礼振山、大道山にも登ってみました。斎藤茂吉鴨山記念館や、高津神社の資料館、浜田城資料館などの資料も拝見して、個人的には益田市の沖に沈んだ鴨島が柿本人麻呂の終焉地と結論付けました。今回も遠い飛鳥時代に想いを馳せ、人麻呂終焉地を探す楽しい旅になりました。




道しるべ


拡大可

拡大可
  「この先50m大麻山入口」の道標を見て、広い路肩に向きを変えて駐める。大麻山神社の額の掛かった大鳥居の手前には、
 展望台と大麻山神社の起源が書かれた説明板がある。
  大麻山山頂3,2㎞の道標を確認して鳥居を潜り、しばらくは車道を登って行く。かんざし(鉄塔)がある大麻山が見えて来る。
 

遊歩道入口
  鳥居から0,9㎞行くと遊歩道入口がある。登山道は中国自然歩道になっていて歩きやすく、所々に休憩ベンチがある。

車道出合

室谷簡易給水施設
  遊歩道入口から10分も登って行くと車道を横切り、少し行くと水道施設がある。ササユリやシライトソウの蕾が開くのを待っている。
  急な所には石段があり、古い丁塚があるが消えて読み取れない。竹林に入るとヤブ蚊がつきまとうのでベンチで蚊取り線香を
 炊き休憩する。

車道出合

モリアオガエルの卵
  竹林を通り過ぎて、急坂を登って行くとゴロゴロとした岩がある。太古の昔須佐の高山の神様と、大麻山の神様が喧嘩をして
 岩を投げ合ったと言われる岩だろうか。やがて車道に出て右に車道を行くと、大麻山神社の社務所がある。

大麻山神社社務所

拡大可

拡大可
  社務所の横には良く手入れされた枯山水の庭園がある。

鞍部
  先ずは一等三角点(点名:大摩山)へ向かう。石垣の横を通り車道に降りて、石仏のある鞍部から尾根に取りつく。

一等三角点(点名:大摩山)拡大可
  取付きは草が生えているが尾根に入ると歩きやすい。ピークを一つ越えて、急登をひと頑張りすると一等三角点に着く。
 社務所に戻り、大麻山神社の参道を登って行く。

大麻山神社
  大麻山神社にお詣りして、社殿の右側から気持ち良い木立の道を登って行くと、アンテナの乱立する大麻山の山頂に着く。

展望台

三隅発電所&高山(拡大可)
  大麻山山頂には新しい簡易トイレがあり、その横に展望台と東屋がある。東屋で着替えてランチにする。一息付いたところで、
 展望台に上がる。南西には三隅発電所やその先には山口県萩市須佐の高山が見える。

日本海(拡大可)

周布町(拡大可)

三瓶山方面(拡大可)
  穏やかな日本海を正面に見る。北には津摩漁港や周布町が見えるが浜田市街は木に隠れている。北東は三瓶山の方向だが
 目を凝らしても見えない。山頂まで車で来られたグループが展望台に登って来られたので、大麻山を後にして漁山へ向かった。


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