白滝山(459m) ・ 大師山(472m)

岩国市美和


2010年10月20日 天気 曇りのち晴れ 夫婦+Kさん

岸根地区集会所〜(24分)〜尾根鞍部〜(7分)〜入道岩〜(22分)〜白滝山          計53分

白滝山〜(5分)〜雨乞岩〜(9分)〜白滝水神社〜(14分)〜下り分岐〜(19分)〜大師山  計47分

大師山〜(26分)〜大師堂〜(7分)〜林道〜(18分)〜岸根地区集会所             計51分

周遊時間     合計 2時間31分 
 

概念図

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地図リンク


岩国市(旧美和町)の白滝山と大師山を周遊してきました。白滝山は好展望の続く尾根歩きが楽しく、山頂からの弥栄ダムの景色は格別です。また、大師山へのルートは、R186に沿っての尾根歩きになるので、三倉岳、黒滝山、高鉢山などの見える角度や大きさが変り楽しめます。滝というのは崖のことだそうです。そう言えば、白滝山の崖は白く、弥栄湖を挟んだ向かいの黒滝山の崖は黒っぽい気がします。白滝山は下関市(旧豊北町)にもありこちらも白い崖が特徴の岩山です。大師山の山頂は展望は北と東が開けていますが、標識等何も無く静かな感じで落ち着けます。是非、大師山八十八ヶ所ルートへ下りる(周遊する)ことをお薦めします。急坂な下りでしたが、野仏に見守られ、里山の温かさを感じる登山道でした。登山道は、真砂で滑りやすいので注意して歩いてください。


道しるべ

岸根地区集会所に駐車場や、トイレもあり白滝山登山の基地となっています。 左に大師山、右に白滝山が見えます。今日は白滝山から大師山の周遊のため直進することになります。 案内ルートで確認する、今回は大師山八十八ヶ所ルートで下りてみます。クりックで拡大します。
山道に入る、案内板があり迷う事はありません。 イノシシ避けの柵を開け、栗園沿いに進んでいきます。 随所に山頂までの距離を掲示しています。
尾根の鞍部に到着しました。ここまでの所要時間は、ゆっくり歩いて24分でした。 尾根道の真ん中に入道岩が現れる、右に回りこんで後ろから入道岩に登ちます、弥栄ダムの展望が開けてきます。 五頭岩到着、ここは、岩の上を越えていくほうが簡単です。迂回路もありますが、直進のほうが安全です。
旗立岩に到着しました。山城があった時旗を刺していた穴のようです。山頂まであとわずか、頑張りましょう。 白滝山山頂に到着しました。後ろに、高鉢山、黒滝山が見えます。展望は抜群です。高鉢山の東奥に大竹市の傘山らしき山が見えました。 三倉岳の特徴ある姿が遠くに見えます。
弥栄ダムが箱庭のように見えます。 雨乞岩に向う、気をつけて登ってください。 雨乞岩には文字が彫ってありました。なんて書いてあるかはわかりません。雨乞いのおまじないでしょうか?
白滝水神社、鏡池に到着、昔ここに、城があったようです。鏡池は以前来た時も、今日も水らしきものはありません。 正面に大師山を望みながらいったん鞍部に下っていきます。 鞍部を過ぎてしばらく行くと、左側に下山の看板があります。以前はここを下って、グランドに出ましたが、今日は、大師山八十八ヶ所ルートで下るのでここからは下りません。
大師山山頂付近の大岩に登ると360度の展望が開けます。登山道は岩の右を巻いて行き、裏側から簡単に登れます。 大師山山頂は北、東方面の展望が開けています。ママと相方が高鉢山方面を指差して、歩いてきた登山道を振り返っています。。 北側に三倉岳が顔を出しています、白滝山の時よりもかなり近くに見えます。
大師山山頂を西に下ります。かなりの急坂をころげるようにして下りていきます。 大師山八十八ヶ所ルートは石仏が鎮座していて心和む道です。ママは一仏ごとに手を合わせて下りていきます。何を願っているのでしょうか? こんな、岩の隙間を通って下っていきます。相方はやっとの思いで通過しました。
分岐を少し登り返すと大師堂があります。 大師堂から7分で車道へ出ます。車道には栗園が隣接しています。この地区はやたらと栗園が多いようです。あとでわかったのですが、大粒の栗で、この地区の名前を取って岸根栗といい世界的に有名な栗だそうです。 今日も、白滝山、大師山に遊んでもらい元気を貰いました。「ありがとう」また来ますよ。




白滝山で出合った花

ミヤマママコナ イヌホウズキ


岸根栗(ガンネグリ)

岸根栗は、山口県玖珂郡美和町で数百年の歴史を持ち、大正2年にその地名から命名され、品種登録されました。国の奨励品種として海外でも名前が知られている品種のよいくりです。
 食べたとき、パラパラと砕けやすい粉質で甘くてまろやかな味が特徴です。収穫期は他の品種より遅く10月中旬以降となっています。特に果実が大きい(1果30〜40g)ことも特徴で初めて見る人をびっくりさせるほどです。

後日、東郷山からの帰り思い出し、美和に寄って岸根栗を買いに行きました。時間が遅かったので、販売所は閉まっていていましたが、外に「無料です」と書いた紙があり、栗が置いてありました。2ネットほど頂いて帰りました。これが、岸根栗かわかりませんが、栗はとてもあまく、秋の味覚に舌鼓を打ちました。