皿ヶ嶺 1271m

愛媛県東温市・上浮穴郡久万高原町



上林街道から望む


2017年5月15日(月) 天気 ☀ 夫婦


風穴駐車場(9:55)~39分~竜神平分岐(10:34)~54分~十字峠(11:28~11:34)~12分~山頂(11:46~12:22)~

22分~竜神平(12:44~12:53)~13分~ベンチ(13:06)~28分~竜神平分岐(13:34)~25分~風穴駐車場(13:59)

総歩行時間 4時間04分


概念図

 


地図

風穴駐車場(皿ヶ嶺登山口)


高知県の道の駅木の香に車中泊して、町道瓶ヶ森線から土小屋を目指しましたが、寒風山線が通行止めと言う事で、皿ヶ嶺に向かいました。皿ヶ嶺では良い出会いがあり、色々ご案内して頂きました。皿ヶ嶺は、ヤマブキソウ・コンロンソウ・カツコソウが群生し、他に多くの種類の山野草が咲き、四季おりおり楽しめる花の山です。



道しるべ


道の駅木の香

風穴駐車場
  昨年の伊予富士登山の車中泊に続き、今回も道の駅木の香を利用する。町道瓶ヶ森線が通行止めで石鎚山方面が
 大回りになるので、明日予定していた皿ヶ嶺に登る事にする。風穴駐車場に着くと、数台の車が停まっている。


風穴
  まず風穴のヒマラヤ芥子に御挨拶に行く。

ヒマラヤ芥子
  皆さんまずここに立ち寄られるようで、ヒマラヤ芥子のようすを見られ写真を撮っているご夫婦が居られた。そう言えば
 昨年、お元気な皿ヶ嶺の番人のようなご婦人お二人に出会い、色々と情報を頂いた事を思い出した。山頂を目指して
 登って行くが・・・


ヤマブキソウに足を止める
  ヤマブキソウが一面に咲いていて圧巻だ。このお山は四季おりおりに、山野草が群生して咲くのが良い。お花を眺
 めながら登って行くと、竜神平経由皿ヶ嶺と皿ヶ嶺・引地山の分岐に着いた。ここは直接皿ヶ嶺に向かう。一輪草が
 群生していて何枚も写真を撮る。花の裏がピンクの一輪草も多い。他の山では余り見れない一輪草がそこらじゅうに
 咲いている。
 
  風穴分岐を過ぎて、更に登って行くと平らな所に出た。一息入れていると、引地山からご婦人が降りて来られた。
 少しお話して先に進む。


竜神平分岐
  気もち良い新緑の道を登って行くと、引地山への分岐がある。分岐には道標が付いている。下から先程のご婦人が
 登って来られた。同行させて頂き話を聞いているうちに、昨年風穴でお会いしたご婦人のお一人だと気が付いた。
 毎日のように皿ヶ嶺に登り、下刈りや案内板を付けておられる番人のような方だ。皿ヶ嶺が山野草の種類の多い
 事や、花が群生することを聞いてみると、北向きの斜面に霧がかかり、それが山野草の育成に適しているのだと
 教えて頂いた。話に夢中になり、気が付くと十字峠に着いた。番人さんに皿ヶ嶺の山頂までお付き合いして頂いた。


山頂
  三角点を過ぎてもう一登りすると、皿ヶ嶺の山頂に着く。山頂には山梨の白い花が咲いていた。


松山市

久万高原町
  皿ヶ嶺の番人さんとお別れして、地元のスーパで買った鯛おむすびに舌鼓を打つ。山頂からは北西に松山市や
 瀬戸内海、南に久万高原町が見える。数組の人が春の陽射しの下で思い思いに寛いでおられた。
 
  山頂を後にして、竜神平に降る。緩やかな新緑の道を降って行くと・・・


分岐を振り返る

竜神平
  畑野川分岐に着く。その先が竜神平になる。以前は湿地帯だったそうだが今は枯れている。

  ベンチに腰を掛けて一息入れていると、「天狗の庭が苔むしていて良い」と言う情報を頂いた。次回の楽しみに取って
 おこう。

山頂分岐
  竜神平を後にして周遊コースを戻って行く。竜神平の先からも皿ヶ嶺に登る分岐がある。緩やかに降って行くと、
 ベンチがあるが、木が伸びて展望はない。このベンチを過ぎると・・・


竜神平・引地山分岐
  再びカツコソウや一輪草が多く咲いている道がつづく。あっという間に周遊分岐まで戻って来た。

  山野草を目に焼き付けて、風穴分岐を真直ぐに降り駐車場戻って行く。途中コンロンソウが群生して、緑の中一面
 白い花で埋まっていた。多くの山野草に会える。やはり皿ヶ嶺は外せない。



皿ヶ嶺で出会った花


2016年7月4日 ヒマラヤ芥子



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