山上山 260m

防府市真尾



松尾山付近から望む


2017年2月2日(木) 天気 ☀ 夫婦


P~2分~登山口~18分~崩壊地~12分~稜線~15分~山頂   合計時間 47分

山頂~6分~鞍部~11分~分岐~4分~登山口~2分~P      合計時間 23分

総歩行時間 1時間10分(迷走時間除く)


概念図

 

地図

登山口

山上山は矢筈ヶ岳の稜線を北に降って行った先にある岩の塊のような山です。以前藪を漕いで矢筈ヶ岳から上野墓地に降りた時に、目の前の鞍部で引き返して以来、心に引っかかっていた山塊でした。



道しるべ

  松尾山から下山して、近くの山上山に向かう。駐車場で準備していたら、手袋を落とした事に気が付き慌てて引き
 返す。何とか見つけて慌ただしく出発する。昼になっていたが、今日は以前から行きたかった徳地のたまごかけ
 ごはん屋さんで食べるつもりで我慢・・・山上山を見ながら少し引き返して、電柱「イチノセ29」のある坂道を登って
 行く。
 

電柱「イチノセ29」
  道を登って行くと、車道から地道に変わり、山道となる。

堰堤
  しばらく行くと、堰堤があるが、この時は気が付いていない。ましてや、山上山分岐を通り過ぎた事など二人共、
 夢にも思っていない。
 

お~いこっちだよ
  やがて少し広い所に出て・・・ピンクのテープに吸い込まれるように迷い道に入って行く亀女、その後をトボトボと
 野良犬のように付いて行く。沢を渡ると道が消える。ここで目が覚める。亀女を待たせて、鈍った山感を働かせて
 登山道を見つける。

崩壊地

林に入る
  登山道を行くと、崩壊地に出て来る。崩壊地を登り左の林に入って行く。


稜線へ上がる
  傾斜が段々急になり、ロープが出て来た時はホットして、山上山は近いと思い込む。稜線に上がり、初めてここは
 何処?私は誰?状態になる。ここで落ち着くよう自分に言い聞かせて休憩を取る。地図を取り出すと、山上山への
 登山道と違う道を、登って来た事に気が付く。
 
  亀女は最近は迷宮に迷い込むのは慣れたもので、煎餅と飴を代わり替わり食べながら、どっちに行くのと、呑気
 なものだ。良く見ると上がった所に「一の瀬へ近道」との標識がある。磁石と地図のにらめっこ。大分矢筈ヶ岳より
 の稜線に登ってきたようだ。北に向かう事にする。
 

鞍部
  稜線を歩いていると、以前シダの藪を漕いだ道と確信するが、それにしては綺麗に刈られている。前方に山上山
 を見ながら、ドンドン降って行くと懐かしい鞍部に着いた。右手に降る道も見える。

  ロープと鎖の岩場を登ると、あっけなく山頂に着く。山頂には祠があり・・・

  中には石鎚の神さまが祭ってある。灯籠の中には手彫りの仏さま、少し先の岩の上には役行者が座っておら
 れる。



山頂からは、大平山や矢筈ヶ岳が見え・・・
 
  
 位置を変えると右田ヶ岳から三谷山の稜線が見える。

 

鞍部
  展望を楽しみ山頂を後にする。帰路は鞍部から左に降りて行く。急な坂を降りて行くと・・・

  谷に降りる。沢を越えて降って行くと・・・


分岐を振り返る
  分岐に出る。来た道を振り返ると、山上山への道標が高い所に掲げてある。右手には矢筈ヶ岳直登ルートの標識
 がある。ここに降りてもまだ登る時に、この道を通って来たとは思ってないので、直感で矢筈ヶ岳への道標の方へ
 向かう。


直登ルート
  登る時に間違えたピンクテープを確認して、正規の登山ルートを見つけたまでは良かったが、帰る道が分からな
 い。再び散々迷走したあげく、先程の分岐を左に曲がるのが正解かなと、思い直して来た道を引き返す。登る時
 分岐の標識や、堰堤に気が付かないなんて事があるだろうか?車に戻り概念図を見ると、どうかしていたと思う。
 役行者にからかわれたかな?すきっ腹を抱えて、たまごご飯屋さんに向かった。


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