鷹巣山 943m 大佐山 1069m

広島県山県郡北広島町




2012年5月16日 天気 晴れ 夫婦




駐車スペース〜26分〜県境広場〜11分〜鷹巣山〜14分〜県境広場〜37分〜八幡三方〜69分〜大佐山   合計時間  2時間37分


大佐山〜61分〜八幡三方〜62分〜土草峠〜21分〜二川キャンプ場〜46分〜駐車スペース           合計時間  3時間10分




周遊時間  5時間47分




概念図

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鷹巣山登山口



鷹巣山、大佐山と周遊して来ました。鷹巣山の登山道は荒れていてテープ頼りで山頂に着いたのですが、ガイドブックに載っていたような展望はありません。県境広場から八幡三方までは、軽い笹漕ぎの道が続きます。笹の道は熊の生息エリアで熊鈴を鳴らし歩き、新緑に染まりました。八幡三方から大佐山までは、普通の登山道で安心して歩けます。大佐山からは芸北の山々が一望出来ます。今日は霞んでいたので、遠くまでは見えませんが、空気が澄んでいればすばらしい展望でしょう。大佐山登山口に下りる予定でしたが、八幡三方まで行ってしまい、おかしいなと思いながらも進んでいくと土草峠にでました。この登山道は、道標がまったくありませんので自己責任で登ってください。ガイドブックは古くて道の様子が大きく変わっている場合があります。最近の情報で登ってください。この道を利用して、臥龍山から掛頭山、大佐山へ縦走するのも良いでしょう。



道しるべ

戸河内ICからR191を進み聖湖を過ぎて県道115から307でR186へ向う。東八幡のバス停の所に「野花の館」の看板があるので、そこを左折して野花の館を通り越し道なり進み、T字を右折して、あさぎ荘を左折する。適当なスペースに駐車して歩き始める。新緑が目に入る。ヤマツツジが新緑にアクセントを付ける。30分も歩くと県境広場に着く。そこから左に向う林道を歩いてすぐに、右に分岐する小さい林道を進む。

更に進んでいくと、左手に薄い踏み後があるので登っていく。【マウスで下りの時の写真になる】すぐに、鷹巣山の山頂に着く。ガイドブックに南の展望が開けると書いてあるが、木々が茂り何も見えない。

そうそうに退散して県境広場まで戻る。東方向にテープが見えるので笹をかき分けて登っていくと手つかずの新緑が目に入る。徐々に笹が薄くなり難なく歩けるようになる。

緩やかなアップダウンを繰り返して進んで行くと、熊の寝床の跡らしいものが見られる。心細くなり熊鈴を鳴らしながら歩いていく。笹を40分も歩くと、古い標識がある所に飛び出す。【マウス】ここが、八幡三方のようだ。大佐山を示す標識がかろうじて見える。あとの標識は消えてまったく読めない。標識に従い左折して大佐山を目指す。ここからは、良く刈られた登山道になる。笹から飛び出た正面の道も整備されている。【下っているので大佐山登山口へつづく道だろうと勝手に思い込む。】

八幡三方から20分も歩くと右手から登ってくる道が見える。【実はここから下ると大佐山登山口に着くのだが、思い込みは恐ろしいこの道を無視してしまった】真直ぐに登って行く。ヤマツツジが登山道沿いに咲いている。

先ほどの分岐から15分で大佐山が見えてきた。ここが、1011mの大原山だろうか。山頂らしき目印はなく平たい道が続いていく。緩やかな登りが続くが、なかなか大佐山に着かない。大原山から20分も登ると、右手に掛頭山、臥龍山が見えてくる。木々が低木に変わったら山頂は近い。

八幡三方から1時間10分で大佐山に到着した。南に掛頭山(左)と臥龍山(右)が見える。【写真中】すぐ正面に大潰山が見える【写真右】

 
 
 大佐山から芸北の山々を望む【クリックで拡大】
 
北に芸北の盟主阿佐山はじめ毛無山、天狗石山、高杉山が連なる。【クリックで拡大する】ゆったり景色を楽しみ山頂を後にする。降っていくと登りの時に気がつかなかった恐羅漢山が見えてくる。

大佐山登山口の分岐【本人はここが大佐山登山口への道とは、まったく気がついていない】を通り越し進んでいく。約60分で八幡三方へ帰ってきた。往路を引き返すか、大佐山登山口(実は違うのだが)に下りるか迷ったあげく、左に降りて行く。よく整備された快適な登山道だ。

20分も歩くと大きなブナの木に出くわす。ガイドブックではそろそろ大佐山登山口についてもよいはずだ。30分も歩くと送電線のつづく鞍部に着き、今度は登り返していく。【写真中】先ほどまで南から聞こえていた車の音が北から聞こえてきた。完全に307を通りこしている。八幡洞門のトンネルの上の尾根を歩いたようだ。登りきると植林から広葉樹林に変わりよく整備された道がつづく。しばらく行くと左手下に人家が見えてきた。坂道を下っていくと車道が見えて来る。

八幡三方から約60分で峠に飛び出る。標識も何も無いが、コンパスを取り出し車道を西に降って行く。後で調べると土草峠と判明した。土草峠を南に登ると掛頭山に着く。車道を降りて行くと左からの道と合流する。掛頭山へ上がる車道のようだ。

土草峠から25分で二川キャンプ場に着いた。そのまま工事中の道を進み307を益田方面に歩いていく。野花の館の看板が見えてきたら、今度は右折する。

野花の館を通り越し道なりに進んでT字を右折して行くとあさぎ荘が見えてくる。【マウス】怪我の功名で掛頭山への縦走路も見つけたが、道を間違えたと思ったら、引き返す体力と時間を考慮して歩きたいものだ。今回は、ママの「何とかなるよ・・・」に助けられてそのまま進んで行った。
 





 出合った花


ヤマツツジ フキの痩果 瓜膚楓(ウリハダカエデ)
     
ユキザサ ムシカリ ウマノアシガタ
     
薄黄瓔珞(ウスギヨウラク)
釣鐘躑躅(ツリガネツツジ)
目木(メギ)
     
イカリソウ イワカガミ ギンリョウソウ