大峯山 1050m 西大峯山 1009m

広島市佐伯区・廿日市市佐伯町



県道42号から望む


2017年11月21日(火) 天気 ☀ Kさん


大峯山駐車場~13分~貯水槽~26分~ベンチ~33分~展望地~13分~大峯山頂          合計時間 1時間25分

大峯山~8分~峯太郎ブナ~17分~笠岩~13分~滝コース分岐~9分~西大峯山          合計時間     47分

西大峯山~7分~滝コース分岐~14分~滝展望所~26分~西大峯山登山口~21分~大峯山P  合計時間 1時間08分

総歩行時間 3時間20分


概念図

 


大峯山登山口


久しぶりに広島市の最高峰で、展望の良い大峯山に登って来ました。廻り縁を恐る恐る覗いたり、山頂で鷹に詳しい人に色々教えて頂いたり、峯太郎ブナを見上げたり、楽しい山歩きになりました。


道しるべ

  大峯山の駐車場は広くてトイレもある。駐車場入口には、大峯山、西大峯山登山道の概念図がある。登山口標識
 から取り付く。

  坂を上がると大峯山が見える。イベント会場のようで足湯や三重塔のミニチュアがある。別荘地の中の道を登って
 行く。


登山道入口

二合目
  別荘地の一番上に貯水槽があり、ここから山道に入って行く。杉林を登って行くと、5分で二合目に着く。ここから
 急な階段の道が始まる。


ベンチ
  杉林から雑木の道に変わる。二合目から20分余りでベンチがあるが休まずに行く。再び杉林になる。

  すぐに五合目の標識がある。どんどん急坂の階段を登って行く。やがて緩やかになり、尾根が見えて来る。

  尾根に上がると、一直線の階段が続く。一番の頑張り所だ。七合目を過ぎ・・・

  10分弱で展望が開ける岩に着く。岩からは、勝成山や大野権現山が見える。もう一登りで緩やかな道になり、道側
 に三角点がある。ここは、西大峯山との分岐になり、標高1040mになる。

  三角点から1分で大岩に上がる。大峯山山頂1050mの標識がある。山頂からは360度の展望が得られる。「あそこ
 まで行くの?」と亀女が西大峯山を指さす。

 
 
 
 西から北の展望 / 羅漢山・吉和冠山・大神ヶ岳・十方山などが見える

 
 東から南の展望 / 大野権現山・上下勝成山・三倉岳などが見える


羅漢山・西大峯山

右谷山・寂地山・吉和冠山

女鹿平山
  西から北に山座同定をして行く。特徴のある山はすぐに分かる。


十方山

湯来冠山

天上山
  北には、湯来冠山があり、奥の三番目のピークだと、後で登って来られたベテランさんに教えて頂いた。その右奥
 北東の形の良い山が天上山になる。
 

大野権現山

上下勝成山・三倉岳

吊縄梯子を降りるKさん
  南方面には大野権現山、南西に勝成山・三倉岳が見える。山頂の展望を楽しんで吊縄梯子を降りて・・・
 (私は回り道で行く。廻り道は大岩に上がる手前の分岐から行く。)
 


観音堂

休憩小屋

廻り縁取付き
  休憩小屋に向かう。近くには観音堂がある。休憩小屋の奥から、廻り縁に向かう。廻り縁は大岩の下で反時計回り
 で回ったが、崖の下に落ちたら、ただでは済まないだろう。
 



少し広い所からの展望


狭い所
  廻り縁は広い所があり、その先から更に狭くなっていて、這っては行けそうにない。Kさんの忠告もあり引き返す。
 山頂に戻ると、ご婦人が2人展望を楽しんでおられた。もう一人ベテランさんが登って来られ、山座同定のアドバイスを
 頂いた。鷹を見に、大峯山に年間80回以上登っておられるとか。鷹の習性を教えて頂いていると、鷹が大野権現山
 方向から2000mぐらい舞い上がり、物凄いスピードで羽を広げて羅漢山の方へ飛んで行った。鷹は新幹線並みの
 スピードが出るそうだ。後でノスリだと教えて頂く。山頂で1時間30分近くいて、西大峯山に向かった。
 

峯太郎ブナ
  三角点から西大峯山に向かう。分岐から4分で、峯太郎と呼ばれる大きなブナの木がある。たこブナで・・・


笠岩ピーク
  幹がコブになり枝分かれしている。緩やかに降り、登って行くと笠岩と書かれた標識が倒れているピークに着く。


ヤマナシの実
  緩やかに降り、杉林を過ぎて、登り返して行く。


滝のコース分岐
  正面に西大峯山が見えて来る。すぐに赤テープに滝のコースと書いてある分岐に着く。更に登って行くと・・・


吉和冠山
  西大峯山の標識と、四等三角点がある。西大峯山からは吉和冠山がより近くに見える。南の大竹方面も望まれる。


滝のコース分岐
  西大峯山を後にして、戻って行くと大峯山が見える。滝のコース分岐を右に降りて行く。笹が少し茂っているが問題
 なく歩ける。

  杉林を抜けると、雑木の尾根を降りて行く。綺麗な黄葉が残っている。

  やがて細い滝が見えて来る。滝を見ながら降って行くと、滝の全貌が見える絶好の場所がある。賽子のような岩を
 過ぎて、左手に沢を見ながら降りて行く。小さな沢を渡り、更に杉林を降って行く・・・

  やがて七人墓の横を通り、橋を渡り車道に出る。


西大峯山登山口
  車道を降りると、すぐに西大峯山の登山口の標識がある。あとは車道を20分ばかり歩くと、大峯山登山口駐車場に
 着く。駐車場では、ベテランさんと2人のご婦人が話をしておられた。皆さんに挨拶すると、「またいらっしゃい」と爽や
 かに仰った。帰りに湯来温泉に入って、心地良い疲れを癒した。
 

2010年9月29日 大峯山


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