大原谷山(おおばらだにやま) 436m & 桜郷銅山跡農村公園

山口市阿東蔵目喜



桜郷銅山跡農村公園から大原谷山(左)・420mピーク(右)を望む



2022年1月31日(月) 天気 霙のち曇のち晴


須野原公会堂(10:51)~15分~最奥民家(11:06)~22分~峠(11:28~12:32)~23分~420m(11:55~12:05)

~17分~大原谷山(12:22~12:53)~38分~峠(13:31)~34分~須野原公会堂(14:05)

所有時間 3時間14分


概念図

 

須野原公会堂


大原谷山は長門峡の北に位置する山で、須野原公会堂から見ると420mピークの左奥に僅かに望める地味な山容です。峠から420mピークまでは快適な尾根歩きがつづきます。420mから鋭角に藪を漕いで、南の尾根に乗り、少し枝が被る尾根を行くと、大将山の展望が枝越しに望めます。山頂は三等三角点があり、こんもりとした頂きです。長門峡方面は全く見えませんが、里山らしくて好感が持てます。帰路桜郷銅山跡に寄りました。もう一山登る感じでしたが、展望も良く、露天堀跡や水選鉱跡が圧巻で一見の価値があります。

道しるべ

  須野原公会堂に駐めさせて頂き、これから登る大原谷山を眺めます。西に車道を歩いて行き、カーブミラーの先の道を入って行き
 ます。左上に小屋が見えて、その先でUターンして小屋の方へ向かいます。
  小屋を右に曲がると民家がありますが、手前を右に山道に入って行きます。谷沿いを登って行き、堰堤を左に見て登って行きます。
 枯れた沢を渡り、左岸を登って行きます。

沢渡り右岸へ

巻道取付

  再び枯れ沢を渡り右岸を登って行き、左手の巻道を上がって行きます。峠に着き一息入れます。「長門峡国有林」の看板を見て
 東(左)に登って行きます。尾根には石杭があります。

389m
  急な坂を登ると、389mピークに着きます。

420mピーク
  快適な尾根を、所々被る枝を切りながら登って行くと、420mピークに着きます。

北東方面(拡大可)
  420mピークには100の杭があります。展望と書かれているので少し降りて見ると、枝越しに展望が望めますが山座同定出来ません。
 鋭角に南にふると、大原谷山の山容が一瞬見えます。雑木藪に入ると、すぐに明確な道に出合います。

大将山
  枝を切りながら登り返して行くと、大将山が見えます。ピークを右に降り、緩やかに登り返して行くと大原谷山に着きます。

大原谷山

(点名) 大原浴

420mピーク手前右の巻道
  帰路、420mピークに向かい巻道を行くと、藪を漕ぐことなしに、420m手前に出ました。良く分かるようにテープを足して
 置きました。かなり枝を切りましたので、この時期なら歩きやすいと思います。
  大原谷山下山後、桜郷銅山跡農村公園に行きました。広い駐車場があり、談話室もあります。トイレもあるようですが未確認です。
 風穴と水選鉱跡を見て遊歩道を登って行きます。奥様はこの上に露天風呂があると思い、先に登って行きました。露天堀ですよ。

坑道

展望所
  遊歩道の途中には坑道があります。尾根に上がると、展望所から大将山方面の展望が広がります。

大将山(左)
拡大可

大原谷山(左)・420mピーク(右)
拡大可

露天堀1
拡大可
  山神社跡からは、大原谷山が望めます。

露天堀1
拡大可

露天堀2
拡大可

露天堀3
拡大可
  露天堀は銅山特有の緑青が見られます。尚、露天堀2と3の橋は揺れるので注意が必要です。


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