如意ヶ岳 545m

美祢市秋芳町


2012年4月1日 天気 ピーカン 夫婦


水源かん養保安林P〜15分〜第一鉄塔〜23分〜第二鉄塔〜5分〜山頂  合計時間 43分

山頂〜4分〜第二鉄塔〜15分〜第一鉄塔〜11分〜水源かん養保安林P  合計時間 30分

総歩行時間 1時間13分


概念図


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如意ヶ岳登山口


如意ヶ岳と桂木山に登る予定で朝早く家を出ました。午前中に如意ヶ岳を楽しみ、その延長で桂木山のカツラの木を見て【日ノ峰谷詰めコース】で登り、【巡視路コース】で下りる予定でした。「防長山野のいざない」金光康資氏著の概念図を片手に磁石を頼りに登っていきましたが、どうも概念図と様子が変わっているようです。それでも、何とかカツラの巨木に会えた時は感激でした。それから、先の谷詰めがいけません。倒木に次ぐ倒木、道なき道を谷を詰めて彷徨いましたが、逢えなく敗北・・・GPSでもないと山勘だけでは致し方ありません。それにしても、杉の倒木は、半端じゃあなかった。谷詰めを諦めて右の尾根をかけ上がろうとしたのですが、こちらも倒木で…「今日はこの辺で許してやるか」の決めセリフを吐く元気も無く敗退しました。
気を取り直して、早栗林道にある共和のカシの木を見に寄ってみたのですが、あろう事か、日本で2番目のカシの木が倒れていました。今日はダブルショックで、ピーカンが羨ましい一日でした。今日は、こらからビール飲んで反省会だ〜(^^♪。



道程


秋芳町秋吉から長門三隅へ県道36号線を北上する。左側に嘉万郵便局をみて、右手に奥秋吉への分岐を通り越すとすぐに、右手に長門国日吉神社の石碑があるのでそこを右折する。埋蔵金伝説の如意ヶ岳登山口の標識がある、道なりに右折して行くと日の峰川渓谷に沿って走る。しばらく行くとモデル水源かん養林の立派な駐車場がある。
駐車場には、チエンソウで彫った彫刻が何体かあり、目を楽しませてくれる。駐車場すぐのところが登山道だ。小川に沿って登っていく。
滑りやすい岩は、階段状に刻みを入れて歩き易いようにしてある。15分も歩くと第一鉄塔に着く、鉄塔の下を潜っていくと、左手に第二鉄塔と如意ヶ岳が見えてくる。木の階段があるが、段差がないので気にならない。
第一鉄塔から10分で中電標識があるので、そこを西に向う。アオキの茂る緩やかな尾根を行き、落ち椿の登山道を下っていく。
再び登っていくと、尾根を南に向きを変えて下っていく登りかえすと第二鉄塔に着く。第二鉄塔から西に花尾山が見える。山頂付近のカヤトの道が目印だ。
東に目を向けると送電線の向こうにこれから登る桂木山が見える。第二鉄塔を5分も登っていくと大岩に出くわす。大岩を巻いていくと如意ヶ岳山頂だ。山頂には石祠があり信仰の山を感じさせる。如意ヶ岳山頂は、秋吉台の展望台だ。
三等三角点に磁石を置いてみる。きっちり北を指している。東南に西鳳翩山、権現山が見える。手前の茶色は秋吉台だ。【写真中】秋吉台の遠望【写真右】
別府の集落が見える。祠の奥に花尾山が姿を見せる。写真右奥の山はテレビ塔があるが、萩の田床山だろうか?相変わらずの、何ちゃって山座同定だ。
山頂より東から南の方面を望む。秋吉台が近くに見える。【クリックで拡大】
西から北の方面を望む。花尾山から田床山らしき山が望める。【クリックで拡大】
桂木山を彷徨い、無事下山した御礼に日吉神社に参拝する。狛犬の他に右に牛、左に馬が鎮座している。猿田彦大神の使いだろうか?
その奥に、山王社の神の使いの猿が・・・こちらの猿は子猿を抱いている。帰路、嘉万小学校の付近から如意ヶ岳を望む。
木伏(キブシ) やぶ椿 蕗(雄株)
如意ヶ岳下山後、さらに道を奥に進め、桂木山のカツラの木経由で【日の峰谷詰めコース】から桂木山を目指したが、倒木がひどくて危険なため断念した。
桂木山のカツラの木はここをクリックすると詳しく説明してあるよ