経小屋山(きょうごやさん) 597m

広島県廿日市市大野


宮島観光船より望む


2014年2月4日(火) 天気 晴れ+曇り+雪+雨  Σ(゚Д゚)  夫婦+Kさん


P~18分~登山口~36分~300展望所~41分~東屋分岐~7分~山頂           合計時間 1時間42分

山頂~9分~東屋~4分~宮浜新道分岐~23分~ケルン~18分~車道~12分~P    合計時間 1時間 6分


周遊歩行時間 2時間48分


概念図

 


地図

地図リンク



天気を考えて、経小屋山へ登ってきました。温泉好きのKさんに合わせ、宮浜温泉から経小屋山を目指し、周遊する計画です。残念社分岐から降りるか、もう少し足を延ばして周遊するか、登ってから決める事にします。経小屋山東屋からは、目の前に宮島が見えます。コーヒを飲んでいると、青空から見る見るうちに、雪雲がかかり、風が強くなり吹雪いて来ました。山頂の看板を見て、最短コースの宮浜温泉へ降る新道から降りました。途中から雨になり、オールキャストの天気になりました。



道しるべ

 宮浜温泉ベニマンサクの湯の駐車場に停めて、標識に従い北に向かう。宮浜温泉の案内板を確認して、進んで
 行くと、T字路になる。右手に源泉地の石碑がある。 


タチバナモドキ


サルトリイバラ
T字路を右折して進んで行く。冬の赤い実が彩りを添える。
 これから登る経小屋山が日に映える。舗装道路が切れ、登山道に入って行く。【宮浜ルート】暫く登ると、道が分
 かれるが左の道を取る。
 
 シダの真砂道を登って行くと尾根に出る。ここで暑くなったので、レインウエアとフリースを脱いでラガーシャツ
 になる。岩があるので登って見る。岩の上から宮島が顔を出す。
 
 ここから、経小屋山の大岩が見える。登山道側に、サルトリイバラに松笠が絡まっている不思議な光景を見た。
 暫く登ると、大岩分岐に着く。大岩にも興味があったが、Kさんが先に行っているので、先を急ぐと、標高270
 地点に着く、ここでKさんが待っている。
  
 

270地点からの風景
     
 270地点を後にして、岩場を登って行くと、すぐに標高300地点の展望所に着く。
 標高300展望所からの宮島の景色。30m登っただけだが、少し高度感が違っている。日当たりの良いアセビ
 は、蕾が膨らんできた。再びシダの道を登る。 

 北から西に向きを変えると、経小屋山が見えてくる。九十九折れに経小屋山を登って行く。木の間から岩国・
 大竹方面が見える。


コウヤボウキ
 
 九十九折れをゆっくり登って行く。宮島がかなり下に見えてきたら、山頂は近い。 
 妹背の滝分岐からの道が上がってくる。以前妹背の滝から大野城山を通り経小屋山に登った事が思い出され
 る。展望東屋分岐を過ぎて、まず山頂に向かう。
 山頂付近からは、広島方面が見えるが、雪雲が広島を覆っている。雪が降っているようだ。肉眼で弥山の展望台
 が見える。
 厳島神社の大鳥居が分かる。これ程、宮島が近い。山頂は三角点があるだけで、展望はない。亀女山頂で
 万歳。Kさんは、展望東屋で待っていたらしく、行き違いに登って来た。山頂に向かった、Kさんを東屋で待つ。
 
  


東屋からの東方面、宮島が箱庭のようだ。
 

西方面、岩国市の先に周防大島の嵩山が見える。
 岩国、大竹の先に周防大島の嵩山  四国方面は、雲に覆われている 宮島が正面に近い 
 廿日市市の向こうに広島市  宮島の定期航路 牡蠣の養殖筏 
 至福の時を過ごして、コーヒを飲んでいると、雪が降り出し吹雪きだした。見る見るうちにひどくなり、もう目の前
 の宮島が見えない。最短ルートの宮浜温泉新道【岩滝ルート】を降ることにする。そそくさと、東屋を後にして
 下山する。岩のサイコロステーキを横目に見ながら、先を進む。
 新道分岐から降って行く。宮島が見え始めた。山の天気はころころと変わる。シダの急坂を真っ直ぐに降って行
 く。大岩に出会い展望が開ける。
 
亀女も岩の間を縫うように降りていく。真砂道をへっぴり腰で降りていく。暫く降りるとケルンに出くわす。この辺
 りから、雨がひどくなってくる。 
 牡蠣筏も霞んでいる。振り返ると、経小屋山が雨に煙る。滝の音が聞こえてきたら、ゴールは近い。登山道から
 車道に出て降って行く。  
 亀楽庵窯の前を過ぎて、左に曲がると、登りの時の道に出くわす。冷えた身体がベニマンサクの湯に浸かると
 生き返ったようだ。宮島の牡蠣小屋に寄って牡蠣に舌鼓を打った。13個ほどの牡蠣で1000円と炭代400円
 は、お得な感じだ。



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