鷲か嶽 544m 狗留孫山(くるそんざん) 510m
山口市徳地引谷



県道184号線から鷲か嶽(左)と狗留孫山(右)を望む


2018年9月5日(水) 天気 ☀ Kさん


法華寺(9:32)~11分~鳥居(9:43)~38分~霊場結界(10:21~10:23)~11分~奥の院(10:34)

~21分~穴観音~(10:55~11:00)~19分~鷲か嶽(11:19~11:58)~38分~奥の院(12:36)

~9分~霊場境界(12:45)~29分~鳥居(13:14)~9分~法華寺(13:23)

所有時間 3時間51分


概念図


概念図の訂正
鷲か嶽(544m)・狗留孫山(510m)
 
狗留孫山は鷲か嶽の誤記


法華寺(狗留孫山登山口)



Kさん未踏の鷲か嶽・狗留孫山を案内しました。以前は544mピークを狗留孫山と紹介されていましたが、全く違う山であることが後日分かりましたので、HPを訂正しておきます。奥様は娘が帰省したので、今日はKさんと二人旅です。


道しるべ

  徳地の法華寺の先の広い路肩に停めて、法華寺を通り過ぎて向こうの道に降りる。陸橋を渡り中国自動車を横切る。
 
  狗留孫山登山口の所に、登山道案内図がある。法華寺三十三ヶ所巡りの道も明記されている。階段を上がり山道
 に入る。登って行くと10分強で鳥居に着く。側に三丁の道標がある。

  緩やかに登って行くと切り開きがある。その上に四丁の道標と仏さまが安置されている。木陰の道を行くと時々涼しい
 風が吹く。季節が確実に移っている。ヒグラシも行く夏を惜しむように鳴いている。八丁を過ぎて平坦な道を登って行く
 と、徳地の町が枝越しに見える。

  登り始めて約50分で結界に入る。狗留孫山霊場入口の文字が刻まれている。
 平坦な道を行くと、ご詠歌が刻まれた岩がある。

奥の院
  その先が、三十三ヶ所巡り1~10の分岐になる。分岐の所にある1の岩には観音像が彫られている。
 分岐を山頂への道標に従い直進すると、奥の院に着く。

  境内にはセンニンソウが咲いている。奥の院の石段を降り鷲か嶽山頂へ向かう。供養塔を過ぎて登って行く。


鷲か嶽(左)・狗留孫山ピーク(右)
  振り返ると奥の院が見える。すぐに穴観音分岐に着く。穴観音経由で鷲か嶽に向かう。
 分岐に入った所からは、鷲か嶽と狗留孫山が見える。

穴観音

登山道合流
  穴観音への道は多少羊歯が覆っているが、はっきりしている。少し登ると穴観音に着く。穴の中を覗いて見たが
 石が入っているだけで何もなかった。急な坂を登って行くと、登山道と合流する。

鷲か嶽
  少し登った所から急な降りが始まる。どんどん降り、登り返すと鷲か嶽に着く。
 
 鷲か嶽からは徳地川に沿った東の展望が開ける。


金峰山・串文珠岳

四熊ヶ岳・嶽山

大平山・矢筈ヶ岳
  東に金峰山と串文殊岳、手前の山は要害山、東南に四熊ヶ岳と嶽山、南に大平山と矢筈ヶ岳が見える。


狗留孫山

 狗留孫山
  鷲か嶽を後にして急坂を降り、登り返して穴観音分岐を過ぎて、二ピーク過ぎると狗留孫山に着く。(概念図表記510m)
 
振り返ると石仏が座っている。徳地の町を見ながら降って行く。
 

27~33分岐

31石仏

31石仏
  分岐は 27~33分岐の方へ行く。少し登って降って行くと、31の石仏がある。

33の石仏

悪人戒め岩

悪人戒め岩
  どんどん降って行くと、33の石仏に出合う。33の石仏を降ると、10~1の分岐に着くが登っているので、奥の院
 の方へ降りて行く。
 
  奥の院にの先には、「不許葷酒肉入寺」の戒めがある。狗留孫山は下関にもあるが、全国的には珍しい名前らしい。
山の先達から510mピークが狗留孫山、狗留孫山とした544mが鷲か嶽とのご指摘を頂きました。防長山野へのいざない第4集「金光康資著」にも同様の説明が詳しく書いてあります。



2010年12月31日   大晦日の狗留孫山
 

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