熊野磨崖仏



国指定史跡 重要文化財




2012年5月6日 




大崩山からの帰路、国東半島を旅してきました。まず熊野磨崖仏を見たくて、胎蔵寺に向いました。

平安末期頃、作られた磨崖仏のようですが、大昔から人のいとなみを見てきたことでしょう。




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地図リンク




順路

昨日の大崩山登山の後遺症か足が痛い、杖をつきながら、
鬼の築いたと言う、九十九段の石段を登っていく。
石段を一歩、一歩登っていく。
静寂な木立に囲まれた空間が続いている。
まず、磨崖仏を右に見ながら
熊野神社に参拝していく。
田原山の登山口もしっかり確認した。
高さ6.8mの大日如来像が
半眼を開き着座している。
すべてを見通し、傲慢な人間に
恐れと、慈悲の心で対峙する。
大日如来像の左り隣りに、
高さ8mの不動明王像が鎮座する。
脇童子を従えている。
鬼が積みし石段を
登らば現われむ
岩に刻まれし
大いなる仏よ

【パンフレットより】
何とも、愛くるしいやさしいお不動さんである。
記念写真を一枚。
胎蔵寺の境内には、十二支の像があり、
住職らしき人がシールをくれた、
像に貼ればご利益があるそうだ。