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駐車場は5~6台停めれるが、私の後から来た車で満車になった。車道を登って行くと、すぐに吉母富士と書かれた
登山口に着く。ここにも3台停めれる駐車場がある。林道を歩いて行くと、椿と梅とピンク色に染まった木の先から
吉母富士が姿を見せる。
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登山口から4分も行くと枝道があるが林道を行く。落ち椿が道を染めている。登山口から17分行くと、左の尾根に
上がる赤テープがある。地図を見ると、周遊してここに降りて来るようだ。
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登山口から24分で林道から登山道になる。先に登られた地元グループの方と話をしながら登って行く。急な階段を
登ると・・・
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尾根に出る。明るい尾根道を登って行くと、吉母富士の山頂が見えて来る。
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途中見返り地点があり、振り返ると吉母の港や海水浴場が見える。もうひと踏ん張りすると、手前のピークに上がり
・・・
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すぐに開けた山頂に着く。山頂には二等三角点がある。山頂からは西と、北から東の展望が開ける。
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小倉ヶ辻は、小倉の北にあたり良く見える事から付いた山名と言われている。
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毘沙ノ鼻と蓋井島 |
川棚方面 |
狩音山・鬼ヶ城 |
西に本州最西端の毘沙ノ鼻と、その沖に蓋井島が浮かぶ。北は響灘が広がり遠く角島まで見渡せる。東は鬼ヶ城と
狩音山の稜線が見える。山頂で地元のグループの方から、鯖釣山の椿の原生林の情報を得る。昨日は椿祭りも
あったそうだ。
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分岐を西に |
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帰路は地図通り反時計回りに降りる事にする。山頂からすぐに北に降りる道と分岐する。ここは西(左)の尾根を
降りて行く。
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分岐を南に |
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分岐から10分で南(左)に降る分岐がある。林道へはここから降りるのだろうが、真直ぐ降りる道の方がはっきりして
いたので少し降りて見る。GPSを見ると毘沙ノ鼻につながる尾根に向かっているので引き返す。分岐まで戻り南に
降りる。杉林と雑木の境を降りて行く。やがて刈られたばかりの雑木がある道を降りると・・・
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登山口の駐車場 |
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先程の赤テープの林道に降りる。駐車場に帰り、車で1,4km先の毘沙ノ鼻に向かう。
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遊歩道を岬に向けて歩いて行くと、白い花が咲いている。一瞬目を疑いギリギリまで近づいて見たら満開の山桜だ。
岬には橘諸兄の詠んだ歌碑がある。
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本州の最先端の岬からは先程吉母富士の山頂から見た蓋井島(沖つ借島)が間近に見える。
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小倉の方面は遠くて霞んでいるが、天気が良ければ、九州北部の名山も見えるに違いない。駐車場まで帰り、ふと
見ると緑桜が満開になっている。この陽気で開いたかも知れないが、今年は花が早いようだ。教えてもらった湯玉
の鯖釣山へと向かう。 |