小倉ヶ辻(吉母富士) 309m

下関市吉母



登山口付近から望む


2018年3月19日(日) 天気 ☀


登山口(9:31)~24分~登山道入口(9:55)~13分~見返り地点(10:08)~17分~山頂(10:25~10:41)~

2分~分岐(10:43)~10分~分岐(10:53~11:00)~12分~林道合流(11:12)~13分~登山口(11:25)

所有時間 1時間54分


概念図

 


小倉ヶ辻登山口



FBで吉母富士の登山道が整備されことを知りました。本州最西端の毘沙ノ鼻に向かうと、吉母富士登山者の駐車場があります。春めいた林道をのんびりと登って行くと、急な山道に変わり、やがて展望の良い山頂に着きます。山頂からは響灘の海岸線が、角島方面まで見渡せます。


道しるべ

  駐車場は5~6台停めれるが、私の後から来た車で満車になった。車道を登って行くと、すぐに吉母富士と書かれた
 登山口に着く。ここにも3台停めれる駐車場がある。林道を歩いて行くと、椿と梅とピンク色に染まった木の先から
 吉母富士が姿を見せる。
 
  登山口から4分も行くと枝道があるが林道を行く。落ち椿が道を染めている。登山口から17分行くと、左の尾根に
 上がる赤テープがある。地図を見ると、周遊してここに降りて来るようだ。
 
  登山口から24分で林道から登山道になる。先に登られた地元グループの方と話をしながら登って行く。急な階段を
 登ると・・・

  尾根に出る。明るい尾根道を登って行くと、吉母富士の山頂が見えて来る。

  途中見返り地点があり、振り返ると吉母の港や海水浴場が見える。もうひと踏ん張りすると、手前のピークに上がり
 ・・・

  すぐに開けた山頂に着く。山頂には二等三角点がある。山頂からは西と、北から東の展望が開ける。

 
 小倉ヶ辻は、小倉の北にあたり良く見える事から付いた山名と言われている。


毘沙ノ鼻と蓋井島

川棚方面

狩音山・鬼ヶ城
  西に本州最西端の毘沙ノ鼻と、その沖に蓋井島が浮かぶ。北は響灘が広がり遠く角島まで見渡せる。東は鬼ヶ城と
 狩音山の稜線が見える。山頂で地元のグループの方から、鯖釣山の椿の原生林の情報を得る。昨日は椿祭りも
 あったそうだ。


分岐を西に
  帰路は地図通り反時計回りに降りる事にする。山頂からすぐに北に降りる道と分岐する。ここは西(左)の尾根を
 降りて行く。


分岐を南に
  分岐から10分で南(左)に降る分岐がある。林道へはここから降りるのだろうが、真直ぐ降りる道の方がはっきりして
 いたので少し降りて見る。GPSを見ると毘沙ノ鼻につながる尾根に向かっているので引き返す。分岐まで戻り南に
 降りる。杉林と雑木の境を降りて行く。やがて刈られたばかりの雑木がある道を降りると・・・


登山口の駐車場
  先程の赤テープの林道に降りる。駐車場に帰り、車で1,4km先の毘沙ノ鼻に向かう。

  遊歩道を岬に向けて歩いて行くと、白い花が咲いている。一瞬目を疑いギリギリまで近づいて見たら満開の山桜だ。
 岬には橘諸兄の詠んだ歌碑がある。

  本州の最先端の岬からは先程吉母富士の山頂から見た蓋井島(沖つ借島)が間近に見える。

  小倉の方面は遠くて霞んでいるが、天気が良ければ、九州北部の名山も見えるに違いない。駐車場まで帰り、ふと
 見ると緑桜が満開になっている。この陽気で開いたかも知れないが、今年は花が早いようだ。教えてもらった湯玉
 の鯖釣山へと向かう。


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