北山 167m

下松市河内



城山交差点付近から望む



2014年8月6日(水) 天気 ⛅ 単独


石碑~4分~護国神社~11分~末武城山~6分~白坂山古戦場~12分~石城山~6分~北山  合計時間 39分

北山~6分~石城山~9分~白坂山古戦場~12分~護国神社~4分~石碑              合計時間 31分


総歩行時間 1時間 10分


概念図


地図

ここが登山口



娘と孫を下関に迎えに行って周南に帰ると青空が出ています。慌てて、以前から気になっていた、下松護国神社に向かいます。護国神社から末武城山、石城山、北山へと周遊して来ました。展望はありませんでしたが、鷲頭氏と大内氏の古戦場跡があり、歴史的にも興味の尽きない山でした。


道しるべ

通勤路に下松護国神社の石碑がある。以前から一度、護国神社からその奥にある北山に、登ってみたいと思って
いた。厳かな参道を登って行く。  
社殿に手を併せて、不戦の誓いを祈る。戦争で犠牲になった下松市民の石碑がある。母親も女学生時代に、工場
で勤労奉仕をしていたので、他人事ではない。改めて平和のありがたさを感じる。
維新十三人墓の横から城山を目指す。ゆつくり高度を稼ぐと、すぐに鉄塔に出くわす。日当たりの良い鉄塔の回りは
草が生い茂る。このコースで唯一展望が鉄塔越しに開ける。

登って行くと道が分岐する。まず城山へと向かうので右の道を取る。小さな山なので、すぐに山頂に着く。城山山頂
は【一望千里ユートピア】【ユートピア神社・城山城主末武三郎戦死地】と刻まれた石碑がある。展望はない。
城山の山頂を東に降ると、先程の石城山への道に出る。降って行くと、再び鉄塔に出て更に降ると、5差路に
降りる。ここが白坂山古戦場だ。 


進行方向


振り返って見た所
白坂山古戦場石碑の横に、説明板があるので読んでみると、大内氏と下松を治め周防に覇をとなえていた鷲頭氏
のつわものどもの夢の跡だ。そう言えば近くの降松神社の上宮が鷲頭山にある。鷲頭氏と関係があるのだろうか。
興味が尽きない。白坂山古戦場石碑の側に中国電力の NO30の鉄塔の指標がある。


実際に登った道
指標の左に、薄い踏み跡があるので登って行く。【写真上段中・右・左参考】道の大半は藪化していてお勧めではない。
シダの道で、サンザン藪蚊に肩を刺されて腫れ上がる。更に藪をかき分けて登って行くと、石城山の山頂に躍り出る。
右から登って来る道は良い。
石組の上に祠が有り、しめ縄が張ってある。ここが石城山の山頂になる。更に東に向かい降って行くと、道が
分かれる 。ここは右に進む。 
笹に覆われた道を登って行くと、開けた場所に着くが、木が伸びて展望はない。更に進むと、すぐに北山山頂に
着く。
  
北山山頂は、三角点があるだけで展望はない。更に東に道が続くようだが、ここで引き返す。石城山まで戻り
今度は、参道を真っ直ぐ西に降りる。すぐに分岐するが、広い左の道を行く。
三度、鉄塔を通り、鉄塔下の管理道を右(北西)に取る。 
   
暫く降りて行くと、NO30の中電の標識がある。ここを右(北)に進むと、白坂山古戦場跡に出る。後は来た道を
引き返す。石城山までなら、帰路の道を使うと普通に歩ける。下松護国神社の奥山には、中世の歴史の変遷が
見られる。



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