茶臼山 108m 雁ヶ峰 342m

防府市富海



富海の町に入る陸橋から望む


2017年5月25日(木) 天気 ⛅ 単独


富海海水浴場~20分~古戦場跡~6分~茶臼山~17分~古戦場跡~25分~尾根取付~29分~雁ヶ峰 合計時間 1時間37分

雁ヶ峰~43分~古戦場跡~11分~浮野峠改修碑~10分~古戦場跡~17分~富海海水浴場        合計時間 1時間21分

総歩行時間 2時間58分


概念図

 



地図

富海海水浴場



今日は亀女がお山お休みなので、一人で旧山陽道にある大内輝弘終焉の地の茶臼山古戦場・腹切岩・輝弘の祠など歴史の道を歩き、茶臼山・雁ヶ峰に登って来ました。



道しるべ


前方にWC

踏切
  防府市富海の海水浴場に駐車して、西に向かい歩いて行く。これから登る茶臼山や雁ヶ峰が見えている。踏切を
 渡り・・・

  すぐの分岐は、右上の車道を上がって行く。県道58号に合流するが、そのまま左の道に入る。ここには旧山陽道
 入口の案内板がある。橘坂の文字が見える。そう言えば富海はみかんの産地だ。





イモカタバミ
  望海荘の横を通り、旧山陽道改修植樹記念碑のを過ぎると、トンネルの方に向かう右の分岐があるが、ここは直進
 する。分岐の所に簡略図がある。道には、イモカタバミやニワゼキショウが咲いている。


ニワゼキショウ
  橘坂を登って行くと、瀬戸内海が見えて来る。手懸岩を過ぎると・・・

  電車の音がするので慌ててシャッターを切る。下に山陽本線が通っている。山陽の旅今昔の説明板を読むと、狭い
 峠に多くの交通網が通って、変遷して行くようすが分かる。


イボタノキ
  旧山陽道をのんびり歩いて行くと、茶臼山古戦場の案内板がある。少し手前から茶臼山に登る。


茶臼山山頂
  テープの所から取り付く、登るにつれて段々と道がはっきりして来る。すぐに茶臼山山頂に着く。四等三角点がある
 だけで展望はない。降って行くと、腹切岩の標識が見えたので、矢印方向に登り返す。
 

腹切岩
  山頂まで戻り周囲の岩を探しながら降りて行くと腹切岩を見つけた。何でもここで毛利軍に敗れた大内輝弘が自決
 した場所と言われている。峠に降りると古戦場の案内板があり、その上に大内霊神と書かれた輝弘のものと伝わる
 祠がある。
 
  祠には大内菱が彫られている。左にも祠があり、その横から雁ヶ峰に取り付く。雁ヶ峰経由で大平山まで登れる
 ようだ。


分岐1
  すぐに〒マークの建物がある。はっきりした山道を緩やかに登って行くと分岐1がある。展望のない道を登って行く。
 途中左の谷に向かってテープが降りている分岐2もある。


尾根取付

  巻きながら登って行くと、方向が変わり尾根に向かって上がる道がある。取付きには雁ヶ峰を示す案内板がある。
 流れる汗を拭き、目の前を飛ぶ小蠅と藪蚊を払いながら一服して取り付く。すぐに平らな広い所に出るが・・・


分岐3
  良く見ると、左にテープが付いている。狭い道を木を避けながら登って行くと、右からの分岐3がある。道ははっきり
 していて迷う事はない。やがて緩やかな道になり、尾根を登っている事が分かる。


雁ヶ峰
  蟇蛙に出くわす。展望のない道を歩いていると蟇蛙でも嬉しい。やがて祠があり、その先が雁ヶ峰の山頂になる。
 展望も何もなく三等三角点がぽっりとある。

分岐4
テープの方へ行かない

分岐3
  ここまで来たらついでに大平山まで登るか考えたがとにかく暑い。瞼の上や手を藪蚊に刺されやたら痒い。「今日は
 この辺で許してやるか」の決め台詞を吐いて戻って行く。祠から6分降った所でピンクのテープがつづく分岐4がある。
 ここは右に降りる。更に降り分岐3を右に曲がる。登りの時は問題ないが降りは迷わないように注意したい。


分岐1

浮野峠改修碑
  尾根取付きまで降りて、巻道を降って行く。旧山陽道をもう少し西に歩こうと思っていたので、分岐1を右に降りて
 みたが途中から竹藪が倒れて進めないので、分岐1まで戻り登山口に降りた。旧山陽道を西に歩いて行くと、
 浮野峠改修碑がある。

  浮野峠から西に少し行くと旧山陽道は左に入る。入って見たが道が狭くなり良く分からなくなる。探すのも面倒になり
 引き返す。12時はとっくに過ぎていたが滝のような汗と、藪蚊の中で食べる気になれない。


堰堤

シロバナツユクサ
  どんどん引き返して・・・


スイカズラ

シャリンバイ
  富海の海岸で、着替えて冷房を利かせ、今日の山歩きを思い出し、瀬戸内海を見ながらパンとアクエリアスを流し込
 んだ。海岸はすつかり潮が引いていた。
 



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