角館(かくのだて)

秋田県仙北市


2019年7月13日



石黒家
  秋田駒ヶ岳に登る前日天気が悪いので、角館の武家屋敷通りを観光しました。枝垂桜の時に来たら、さぞや情緒が
 あるでしょう。角館は佐竹北家5000石の城下町で、石黒家は財政を担当する用人で150石の知行です。庭には樹齢
 300年の樅の大木があります。

  亀の欄間があり陽がさすと、影絵が浮かびます。蔵にはどんなお宝があるのでしょうか。解体新書の絵を書いた
 小田野直武は角館の出身です。


解体新書絵図
  一石が2俵半だから、150石は375俵、小判に換算すると1石を10万円で計算すると、。現代の年収で約1500万円位の
 収入かな。


青柳家
  石黒家を出て、青柳家に入りました。青柳家は200石3000坪の格式のある武家屋敷です。邸内は広く玄関には立派な
 屏風が置かれています。

  更に屋敷内には甲冑や刀、鉄砲などが展示されています。また北国ならではの客用の掛け布団も珍しい物です。


小田野直武像
  亀亀が薙刀を持っていますが、かなり重たいようです。小田野直武は青柳家の親戚に当たります。

     
  その他幕末の写真や、古い時計、蓄音器、カメラなどが数多く展示してあります。


松本家
  最後に下級武士が住んでいた松本家を見学して、喫茶店で一息いれて、秋田駒ヶ岳へと向かいました。