可部冠山 736m

広島市安佐北区可部町



可部冠山山頂


2017年10月25日(水) 天気 ☀



南原峡P(10:02)~32分~登山口(10:34)~24分~しるべ石(10:58)
~33分~可部峠(11:31~34)~11分~可部冠山(11:45~12:27)

歩行時間 1時間43分

可部冠山(12:27)~22分~西冠山(12:49)~44分~林道出合(13:33)
~47分~加賀津の滝(14:20~22)~10分~南原峡P(14:32)

歩行時間 2時間05分


総歩行時間 3時間48分


概念図

 


南原峡駐車場(可部冠山・堂床山駐車場)



長引いた風邪が治り、以前、龍頭山から見た可部冠山の山容が忘れられずに登って来ました。石見街道の可部峠を通り、可部冠山に登りました。山頂からは、白木山、鷹ノ巣山、堂床山が望まれます。太田川沿いに広がる可部の町も見えました。帰路は石采の滝、加賀津の滝を巡り周遊しました。


道しるべ


駐車場

第二明神橋
  広島ICで降り、R54(可部バイパス)を北上して、南原の信号を左に県道253を上がって行き、第二明神橋を渡ると
 すぐ可部冠山・堂床山登山口の駐車場がある。第二明神橋を渡り、左に曲がり車道を南原川に沿って登って行く。


まつかぜ草

分岐を直進
  まつかぜ草やヨメナの咲く車道を行くと、道は分岐するが冠山の標識に従い直進する。


登山口
  しばらく行き橋を渡ると、「可部冠山・旧街道コース登山口」の標識がある。ここが登山口になる。杉木立の道を過ぎ
 小川に沿って登って行く。近々、トレイルランがあるのだろうか。
 

壊れた橋
  しばらく行くと壊れた橋がある。橋を渡り、左に曲がり坂を登って行く。橋から14分で石柱がある。


可部峠・冠山の標識
  裏を見ると「しるべ石」と書かれている。しるべ石の先に「可部峠・冠山」の標識があり、左に登って行く。真直ぐ行くと
 赤柴大滝の標識があるので寄ってみようと思ったが、入山禁止のテープがあるので止めた。赤松があるので松茸で
 も取れるのだろうか?
 

水場分岐
  苔の生えた岩道を登って行くと分岐がある。左に行ってみるとすぐに水場の標識がある。引き返して右の道を登って
 行く。


可部峠
  緩やかな足場の悪い道を歩いて行く。少し登ると、「石見街道一里塚跡」のある可部峠に着く。水場の分岐から
 20分の距離だ。単調な道で景色が変わらないのでやたら長く感じる。
 

ロールオーバー

可部冠山
  可部峠には、「丸押/南原峡」「可部冠山・堂床山/小掛山・中倉峠」の標識がある。今回は行かなかったが丸押側に
 少し降りると、長助茶屋跡がある。浜田藩の参勤交代の道だったようだ。冠山に向かい急な坂を登って行くと、15分
 弱で可部冠山に着く。

 
 可部冠山からの展望


小掛山

鷹ノ巣山・カンノ木山

白木山
  北東方面には小掛山。東に鷹ノ巣山だろうか特徴ある山容が・・・。東南に白木山が見える。


海見山

堂床山
  西に海見山。南の大岩に位置を変えると、南に堂床山と可部の町が見渡せる。

  ゆったりと久しぶりの山頂を楽しんで可部冠山を後にする。山頂直下の急坂を降り、3つ目のピークを登ると・・・


西冠山三又路

西冠山
  看板の裏が見える。西冠山三又路に着く。ここは堂床山の分岐になる。今回は風邪が治ったばかりなので堂床山は
 パスする事にして、南原峡方面に向かう。すぐに西冠山と書かれた所が頂きのようだ。道の途中にあるので標識が
 なければ見逃すところだ。
 
  尾根を歩いて行くと、亀女が何か見つけたらしい。見ると黄金虫が光に当たり金ぴかに輝いている。触るとひっくり
 返り死んだふりをする。少しも動かない。死擬と言うらしい。幾つかのコブを越えると、左手に冠山、右下に明神ダム
 が枝越しに見える。


南原峡分岐
  一三の境界グイを過ぎて尾根を緩やかに降って行くと、南原峡・明神ダム分岐に着く。ここは、石采の滝・加賀津の滝
 経由で降りるので、明神ダム方面に降りる。急な坂をジグザグに降る。

  やがて左にUタウンして谷筋に降りて行く。石の橋を渡り、側溝沿いを右に降りて行く。すぐに道路に降りる。


明神ダム
  道路に降りると、「冠山・南原峡」の道標がある。南原峡に向かって車道を降りて行くと、右手に明神ダムの石組が
 見える。教えて頂いたのだがロックフィルダムと言う工法のようだ。車道を降りて行くと、トンネル入口に着く。トンネル
 の横の道から降りて行く。

  右手が崖になっていて水の音が聞こえて来る。ジグザグに谷に降りて行くと、やがて中国電力の金網の横を通り・・・
 

石采の滝上部

分岐

石采の滝
  渓谷に沿って降りて行く。やがて石采の滝の上部に出る。ここで道が分岐する。加賀津の滝経由で降りるので
 下の道を降る。水嵩の増した沢を渡ると、石采の滝の下部に出る。
 

堂床山分岐を振り返る
  小さな沢を幾つも渡り、降って行くと堂床山分岐に着く。

  鉄の手摺を降りて行くと、加賀津の滝に着く。落差30mの三段の滝で中々見事な滝だ。


河東碧梧桐の歌碑
  後は良く整備された道を降り、駐車場に着く。可部冠山は可部峠から登ると、なだらかな登山道だが、単調で面白味
 がない。加賀津の滝への道は変化があり面白い。登るなら周遊コースが良い。そう言えばトレイルランのコースの
 下見だろか2組のランナーに出会った。


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