市間山 1108m 立岩山 1135m 縦走

広島県山県郡安芸太田町




立岩山から市間山を望む


2014年11月19日(水) 天気 ☀ 夫婦+やまんばさん御一行様(4名)


林道臼谷線分岐~10分~市間山登山口~65分~市間山    合計時間 1時間15分

市間山~57分~立岩山                         合計時間     57分

立岩山~33分~稜線分岐~90分~坂原登山口~5分~P    合計時間 2時間 8分


総歩行時間 4時間20分



概念図


地図

林道臼谷線入口


やまんばさん御一行様と市間山・立岩山を縦走して来ました。初冬に入りブナ林はすっかり葉を落としていましたが、途中の紅葉や、立岩山から見た山々のすそ野は、錦に色付き満足させてくれるものでした。



道しるべ

  R186号で廿日市市吉和から安芸太田町に入ってすぐのふくらみに1台車を停めて、ワゴン車で林道臼谷線を
 走り登山口に向かう。途中何度も雉に出合う。戸河内と坂原の中間付近の臼谷線分岐のふくらみにワゴン車を
 停め、市間山登山口に向けて歩き始める。
 
  
 登山口までの道は、見事に紅葉している。皆笑顔と歓喜が続く。きょろきょろしている内に市間山登山口に着く。

  
登山口から雑木と植林の間を登って行く。道端にはミヤマシキミの花が彩りを添える。

  
 植林の中の道が急登に変わり、ジグザグに登って行くが長くは続かない。再び雑木と植林の緩やかな坂になる。
  熊の爪痕が熊の領域に入っている事を知らせる。ここで亀女が不調を訴えて休憩を取る。眩暈がするらしい。
 甘い饅頭をもらいしばらくすると、大分良くなったようだ。引き返す事も考えたが、もう少し行くと言う。亀女を
 先頭にしてゆっくりと登って行く。平坦になり降ると、前に市間山が見えてくる。緩やかな坂を登って行くと、市
 間山に着く。
 
  
 市間山は標識がなければ、通り越してしまうような山だ。記念写真をつれさんに撮ってもらい先に進む。亀女も
 少し元気が出て来たようだ。血糖値が少し下がっていたようだ。
 
  
 幾つも緩やかなアップダウンを繰り返し進んで行く。ブナの葉はすっかり落ちているが、それはそれで風情がある。
 もうすぐ、山眠る季節になる。
  所々、紅葉が残っている稜線を進んで行く。この辺りは広い雑木林が続く。
 
  
 しばらく行くと、長い一直線の登り坂になる。頑張り所だ。振り返ると市間山が枝越しに見える。亀女の足取りは
 軽い。登りきると立岩山の肩に着く。熊毛の住人が「ここから5分も頑張ると立岩山ですよ」と、いつものいい加減
 な励ましを言う。本当に5分で大岩が見えて来た。そこをよじ登ると、立岩山に着く。
 

立岩ダムの向こうに十方山


登って来た市間山と
遠くに深入山・臥龍山も見渡せる
  立岩山からは、素晴らし展望が待っている。山の裾野は錦織りなす。
 
  
 心ゆくまで至福の時を過ごして山頂を後にする。再びピークに着くと・・・
 
  
吉和冠山が顔を出す。ロープに掴まり坂を降ると、立岩が見えてくる。正面を振り返り、手を合わせて参拝する。
  立岩山から日の平山に向かう稜線は、細い岩尾根が続き、広い雑木と植林の道に変わり登って行くと、分岐に
 着く。ここを東南に降りて行く。
 
  
 物凄い急坂の植林の中を降って行く。小さな沢を渡り降って行くと、明るい雑木に変わり紅葉が現れる。落ち葉
 で登山道が分かりづらくなって来たので、山勘が得意の熊毛の住人が先導する。
  谷沿いに降って行くと、右の展望が開けて紅葉が素晴らしい山道に変わる。
  黄葉を眺めながら降って行くと、物凄い急な坂が待っていた。慎重に降りて行く。前方に道路が見えて来たが、
 九十九折れの道が続き、なかなか簡単には着かない。
 

ロールオーバー
  
 大きな栂の木の側を降って行く。九十九折れに降りて行くと、桂の木が見えて、谷に沿って回り込む道が続く。
 谷側が切れ込んでいて慎重になる。道が緩やかになると、前方に建物が見えて来た。
  水源地の管理小屋だ。水源地を横切り降って行くと、坂原野菜販売所あるR186に出る。皆が揃うのを待って
 100m位、吉和寄りのふくらみにの駐車スペースへ戻って来た。やまんばさん御一行様ご苦労様でした。大変
 良い山と喜んでもらえて、熊毛の住人も嬉しいです。また調子にのって誘いますから・・・
 ところで、途中から亀女が一番元気だったような・・・?? 



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