本郷城山 354m

岩国市本郷町本郷



山頂の神変大菩薩(役行者)


2020年12月29日(火) 天気 晴れ


登山口(9:32)~23分~本郷城山(9:55~10:02)~21分~登山口(10:23)

所有時間 51分


概念図

 

登山口(観光案内板)


今年最後の山登りは、本郷城山と、岩国市錦町下須川と本郷町西黒沢の境界にある空ヶ原山から十郎分山を周回する予定です。まずは本郷城山です。この山は以前羅漢山の帰りに登る予定でしたが、あまりの暑さに寄らずに帰り宿題になっていました。登山口の観光案内板を読むと色々と見所があります。山頂に祀られている役行者(神変大菩薩)から地元では行者山とも呼ばれています。地元の人の信仰が厚く、綺麗に掃除され新しいしめ縄が飾ってありました。本郷(山代地方)は交通の拠点で江戸時代には代官所が置かれ、紙の原料である楮が栽培され紙すき業が盛んでした。上質の紙は山代紙と呼ばれて高値で売買されていました。また江戸初期から厳しい年貢の取立てに百一揆(山代一揆)が度々起こり、多くの犠牲者を出した土地でもあります。



道しるべ


拡大可
 登山口にある観光案内文を一読して登って行く。
 
  参道からは本郷の町と成君寺山が望める。すぐに大師堂があり、その後ろは墓所になっている。
  岡の寮からは成君寺山が頭を出す。招魂場は帰路寄る事にして山頂を目指す。道なりに登って行くと左手に踏み跡があったので
 そこから取付く。
 
  尾根を登って行くと参道に出てすぐ上が山頂になる。

基準点名 影浦
  山頂には役行者が祀られ、その後ろに四等三角点がある。役行者は山岳信仰の祖であり、足腰の達者を祈願する。帰路の参道
 には説明板がある。
  岡の寮招魂場に寄って、次の空ヶ原山を目指す。城山は成君寺山と併せて登ると山代地方の歴史がより分かると思う。




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