日山(ひのやま) (火野山) 705m

広島県山形郡北広島町新庄



日山山頂


2020年9月20日(日) 天気 晴れ


常仙寺跡(13:12)~18分~浄必寺跡分岐(13:30)~11分~旧本丸(13:41)~20分~本丸・出丸(14:01~14:28)~

9分~二の丸(14:37)~23分~中城口(15:00~15:07)~7分~浄必寺跡分岐(15:14)~16分~常仙寺跡(15:30)



所有時間 2時間18分


概念図

 

日山駐車場

郡山城址を後にして、吉川元春の居城のあった日山に登りました。日山の駐車場に着くと、4台程停められる駐車場は一杯でした。仕方がないので、すぐ先の常仙寺跡入口の路肩に停めました。日山の登山道は少し荒れていますが、標識はしっかり付いていて安心して登れます。山頂の本丸だけでなく、出丸や二の丸、米蔵段などにも寄ってみました。山頂からは南の千代田と、北の大朝が望めます。日山は、日野山、火野山とも呼ばれていますが、元春が尼子の月山富田城を意識して、日山と名付けたそうです。地元の説明板も日山を採用しています。


道しるべ


拡大可

常仙寺跡入口
  大朝ICから南にR261を降ると、中山集落があり、旧道にある円光寺を目印にR261を右の道に入る。入った所に「日山城跡と中山市」
 の説明文がある。少し行くと駐車場があるが、4台車が停まっていて満車だ。すぐ先の常仙寺跡入口の路肩に停める。ガスでお湯を
 沸かして、カップヌードルを食べる。

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分岐を左
  日山城跡の説明文を読み、まずは徒歩40分とある本丸を目指す。すぐに分岐があるが、左の平坦な道を行く。日山城跡の標識が
 あるので迷わない。

浄必寺跡の分岐を右
  林道が終わり谷を登って行く。登山客が次々と帰って来られる。皆さん別のパーティーのようだ。浄必寺跡の分岐を右に取り谷を下に
 見て、山裾を登って行く。

米蔵段分岐

3の郭中城・築山

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  米蔵段は帰路寄る事にして、本丸へ向かう。すぐに広い所に上がる。日山城跡の説明文があり、「3の郭中城・築山」と書かれている。
  更に登って行き、6の郭を過ぎて、左に谷を見ながら急な坂を登って行くと・・・

姫路丸分岐
  姫路丸分岐の先に、10の郭大門の原と言う広い所がある。笹の被る道を行くと、14の郭大広間の段・池の段・中門がある。ここには
 大きな屋敷があり、池があり、中門があったのだろうかと思いを馳せる。

日山山頂
  尾根に取付くと、二の丸分岐があるが本丸に向かう。笹の被さる道を行く、16の郭、18の郭、19の郭、22の郭を経て、三の丸分岐を
 見ながら登って行くと本丸に着く。山頂には三等三角点が座っている。

南の展望

北の展望
  山頂からは南の展望と、北の展望が望める。本丸で一息入れて、すぐ先の出丸・南櫓に行って見る。櫓と言うからには見晴らしが
 良さそうだが、枝越しに山々が見える程度だ。土地勘もなく、山座同定が出来ないので早々に本丸に引き返す。

姫路丸分岐
  本丸を後にして、12の郭二の丸・馬場に向かう。ここからも南の展望が望める。二ノ丸から先に薄い踏跡があるので進んでみたが、
 藪っている。尾根を降りると姫路丸分岐に出た。すぐ先の姫路丸に寄って、引き返して3の郭中城・築山まで戻って来た。

3の郭中城・築山

米蔵段
  3の郭中城・築山から、直接米蔵段に行けそうなので尾根を下って行くと、4の郭米蔵段に出た。その先の5の郭中城口まで行き、
 少し尾根を下って見たが、登山道と離れて行くので引き返した。山城は複雑な地形で迷いやすいようになっているので、登山道を
 行くのが良さそうだ。下山後、常仙寺跡に寄ってみようかと迷ったが、更地だけだろうと思い寄らなかった。帰宅後山友さんからの
 情報で吉川興経の墓所がある事を知り、寄れば良かったと思った。



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