(仮称)大畑山 500m (仮称)つづら谷ノ頭 473m 氷室岳 563m

岩国市周東町祖生 / 柳井市伊陸・岩国市周東町祖生 / 柳井市伊陸



 高照寺山ハング・パラグライダーフライト基地からの氷室岳の展望


2022年4月9日(土) 天気 晴


登山口(9:04)~31分~3番目の林道出合(9:35)~17分~分岐(9:52~10:05)~39分~大畑山(10:44~10:50)

~30分~分岐(11:20~11:26)~21分~つづら谷ノ頭(11:47)~33分~パラグライダー広場(12:20~12:29)

~5分~氷室岳(12:34~13:27)~32分~3番目の林道分岐(13:59)~25分~登山口(14:24)

所有時間 5時間20分


概念図

 

氷室岳登山口


岩国市周東町祖生の集落では、昔から氷室岳を父山、高照寺山を母山と呼び崇拝して来ました。氷室岳は修験者の山岳信仰の山でその影響もあり、祖生では盆に疫病や災いを払う「柱松」の祭事が行われています。氷室岳は柳井市伊陸から氷室林道を登るのが一般ですが、林道を使わずに登れるルートを知り行って来ました。登山道は一部分かり難い所もありますが、良く歩かれていてテープ等もあり、迷うことはありません。大畑山まで足を延ばしましたが、大畑山手前の伐採地や、氷室岳からは胸の空く展望が広がります。以前岩国市周東町祖生から登った事がありますが、こちらも面白いルートでした。


道しるべ

  周東広域農道から氷室岳の標識を見て曲がる。高山寺を過ぎてしばらく走ると、氷室岳登山道の標識と法界と書かれた石仏が
 ある。対面に3台駐められる路肩がある。登山道は氷室岳林道(延長3,2m)を矢印が指しているが、ここから山道に入る。
 明確な山道登って行くと石仏がある。どうやら参道だったようだ。
  約9分で林道と出合う。林道に上がり左手から山道を登って行く。しばらく行くと燈籠の奥に石仏がある。
  その上が平らな広い所になる。寺院の跡だろうか?再び林道に上がり右手から山道に入る。すぐにNTT氷室分48の電柱から
 林道に上がる。

大畑山分岐
  帰路の為テープを付ける。左手先の分岐を右に曲がる。しばらく林道を行くと大畑山分岐に着く。一休みして右に曲がり大畑山に
 向かう。途中タラの木があるが、太くて高いので少ししか採れない。
  巻道を登って行く。日向の道は棘があり切りながら進むが短い。尾根に上がると地籍図根三角点があり、伐採地からは展望が
 開ける。
 
 
 東から南の展望 / 高照寺山(左端)・天ヶ岳(中)・大将軍山から錢壺山の稜線(右)

嵩山(左)・文殊山・嘉納山・源明山の稜線

(仮称)大畑山

氷室岳
  更に伐採地を登って行くと周防大島の屋根が見える。伐採地を登って行くと(仮称)大畑山に着く。少し戻った所からは北西に
 氷室岳が望める。
 

大畑山分岐
  大畑山分岐まで戻り、倒竹の尾根に取りつく。すぐに明確な道が現れて、巻きながら登って行くと右に上がる道がある。
  急坂を登って行くと地籍図根三角点があり、その少し登った所に(仮称)つづら谷ノ頭の標識がある。

鞍部
 西から北(右)に振り急坂を降って行くと、前方に氷室岳が見えて来る。鞍部に降りると左手に林道氷室線が見える。
 鞍部から山道を登り返すと、約22分でパラグライダー広場に着く。綺麗に刈られた広場にはワラビが沢山出ている。
 ここからの展望も素晴らしい。
 
 北東から東の展望 / 高照寺山(左端)・峯山山塊(左)・瀬戸内海(中)

瀬戸内海

氷室岳(東の社)

(点名)氷室岳
  すぐ上の氷室岳林道終点から石段を登り分岐を右に上がると、三等三角点のある氷室岳に着く。

中の社殿

西の社
  氷室岳には三つの社がある。西の広場からは周辺の展望が開ける。

塔ヶ森(左)・高照寺山(右)

琴石山(左)・三ヶ岳(右)

嵩山・文殊山・嘉納山・源明山
  北東には祖生の集落の向こうに高照寺山が望める。南には琴石山が、その左手先には周防大島の山々が望める。

光市方面

烏帽子岳
  南西には光市方面の展望が開ける。正面の山は田尻の行者山だろうか?西には熊毛の烏帽子岳が望める。帰路は林道を降り
 たが舗装道で足が痛いので、NTT氷室分48の電柱から山道を降った。林道にはコシアブラが芽吹いていた。



2014年3月19日   氷室岳 周東町祖生ルート


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