呉娑々宇山(ごさそうざん) 682m 高尾山 425m

広島市安芸区畑賀町・安芸郡府中町 / 広島市東区温品町・安芸郡府中町



高尾山(手前)・呉娑々宇山(中央)
岩屋観音から望む


2018年6月22日(金) 天気 ☀


水分管理棟(10:10)~18分~草摺の滝(10:28)~8分~もみじ谷入口(10:36)~56分~鉄塔(11:32)

~18分~水谷峡分岐(11:50)~31分~呉娑々宇山(12:21~12:46)~16分~バクチ岩(13:02~13:06)

~11分~車道出合(13:17~13:24)~38分~高尾山(14:02~14:05)~13分~岩屋観音(14:18~14:28)

~22分~上岡田古墳分岐(14:50)~25分~水分管理棟(15:15)

所有時間 5時間5分


概念図

 


水分峡管理棟(呉娑々宇山)登山口


先日図書館で中国百名山(山と渓谷社)のガイド本を見つけて、呉娑々宇山と言う変わった名前の山に興味が湧きました。登山道は水谷峡憩いの森や、広島市森林公園からのコースがありますが、今回は水分峡(みくまりきょう)から高尾山へ周遊しました。バクチ岩や岩屋観音から広島市の展望が一望出来ます。



道しるべ


水分峡管理棟

水分神社
  水分峡は散策、水遊び、キャンプなどが楽しめる。管理棟で水分峡森林公園から呉娑々宇山のリーフレットを頂き
 水谷峡に沿って歩いて行く。橋を渡ると水分神社がある。その先で岩屋観音分岐がある。


キャンプ場
  再び橋を渡り、綺麗に整備されている水辺を行くと、成田波切不動明王がある。キャンプ場の水辺では家族連れが
 テントを張っている。再び水辺を渡ると草摺の滝がある。滝沿いに登って行くと車道に出る。車道を歩いて行くと・・・


もみじ谷入口
  4分でもみじ谷・呉娑々宇山の標識があるので山道に入る。沢沿いを登って行くと、バードウオッチング小屋もある
 が、草茫茫で使われてないようだ。約13分で車道に出る。すぐ前の斜面に手摺がある山道が見える。


休憩所

東屋
  休憩所があるが屋根も椅子もない。少し寂びれた感じだ。整備された山道を登って行くと、東屋があり車道に出る。
 貰ったリーフレットを取り出し位置を確認する。呉娑々宇山まで半分位に見えるが当てにならない。車道を8分も
 行くと、右手に呉娑々宇山の標識がある。左手には水分峡の標識が見える。リーフレットを見ると草摺の滝付近
 から登って来る別コースのようだ。

  ウルトラマンの顔のような岩の横を通り登って行くと、8分で車道に降りて来る。車道の先の斜面を登って行く山道
 が見える。ロープがあるが掴まる程の坂ではない。すぐに鉄塔に着く。呉娑々宇山1,7km・駐車場2,6kmの標識が
 ある。


水谷峡・畑賀分岐
  前の車道から10分程でまた車道に降りて来る。降りた所に寺屋敷跡の矢印がある方を登って行く。すぐに山道に
 入るがここで一休み、ベンチの前にマムシグサが生えている。7分程で水谷峡・畑賀降りるの指形の矢印がある。
 リーフレットを見ると、この分岐を少し降った所にハンド岩がある。(未確認)更に登って行くと、仏岩・水谷峡の標識
 がある。


岩谷観音分岐
  この分岐からすぐに、岩谷観音分岐の標識がある。帰路はここを降りて周遊する。一登りするとバクチ岩に着く。
 ハイカーが景色を楽しんで居られたので、先に山頂に向かう。なだらかな尾根道が続くが中々着かない。バクチ岩
 から15分で電波塔が見えて、その奥が呉娑々宇山の山頂になる。山頂手前には、広島森林公園からの道が上が
 って来る。


呉娑々宇山

バクチ岩
  呉娑々宇山の山頂は、二等三角点と陸軍省の石碑がある。東に木の間から同じような高さの山々が見える程度だ。
 広々として心地良い。涼しい風に吹かれながら至福の時を過ごす。バクチ岩まで戻り・・・
 

右手に高尾山への登山道
  広島市の展望を見渡す。呉の山々や宮島も見える。うっかり岩谷観音分岐の手前の道に入り降りて行くと、正面
 に鉄塔が見えて車道に出た。車道を少し登ってみたが、尾根が見えないので引き返す。(※ 車道に降りる前に
 岩谷観音標識分岐をショートカットして本来の登山道に出ていたらしい。)降りて来た車道の左手に車止めがある。
 その手前の山道に降りて行く。
 

榎川源流分岐
  すぐに先程見えた鉄塔の下を通り、どんどん降って行くと、榎川源流・林道の分岐があり、そこに高尾山1,2km・
 呉娑々宇山1,7km標識もある。ここで初めて本来の道と確信する。登って行くと枯松のあるピークに着く。振り返ると
 呉娑々宇山の電波塔が遠くに見える。ピークを降って行くと、再び鉄塔が見えて来る。
 

高尾山
  鉄塔から更に登って行くと、岩場になる。岩場を登ると三等三角点がある。横の岩に高尾山と書いてある。高尾山
 が427mだから標高で255m降った事になる。道理でどんどん降った感じだ。


  その先に岩屋観音の岩場が見えて来た。ここからの降る岩場がちょっと厄介で右の岩場を降りて左に回り込むと、
 岩屋観音のある岩場に着く。岩に南無阿弥陀仏と彫られている。岩の裏には・・・
 
  観音さまがいらっしゃる。大岩からは広島市が一望出来る。日陰が無く暑いが風が気持ち良い。北に見える山は
 白木山だろうか。

 
 広島市の東からの展望


岩屋観音跡を振り返る
  岩屋観音を縫うように降りて行くと、大岩の下の穴にも観音さまが安置されている。更にその下に岩屋観音跡がある。

  石段を降り、正面にビルを見ながらマサ土の広い道を降りて行くと、祠の先で、上岡田古墳・水分入口との分岐に
 着く。ここは水分峡0,8kmの左を登って行く。尾根を降って行くと、水分神社の所に降りて来る。管理棟まで戻り一息
 入れて清涼飲料水で喉を潤して帰路に着いた。熊毛からだと、80kmなのでそんなに距離はない。今度は違うコース
 から登って見たい。



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