恵那山 2191m

岐阜県中津川市中津川・長野県下伊那郡阿智村智里



千両山から恵那山を望む


2022年8月9日(火) 天気 晴れ/大雨/曇り


神坂峠P(5:51)~25分~千両山(6:16~6:19)~24分~鳥越峠(6:43)~55分~大判山(7:38~7:58)~31分~

こだまエリア(8:29~8:37)~34分~テングの頭(9:11~9:48)~62分~前宮分岐(10:50~10:57)~27分~山小屋(11:24)

~11分~恵那山(11:35~11:39)~11分~山小屋(11:50~12:35)~22分~前宮分岐(12:57~13:04)~102分~

大判山(14:46)~54分~鳥越峠(15:40~15:45)~32分~追分登山口(16:17)~44分~神坂峠P(17:01)

所有時間 11時間10分


概念図

 

神坂峠P



恵那山は中央アルプスの最南に位置して岐阜県と長野県に跨がる大きな平らな山です。山頂避難小屋の手前に最高点2191mがありますが、恵那神社本宮の先の一等三角点のある所が恵那山山頂です。展望を期待して神坂峠から登りました。大判山の鞍部から宮前分岐までの標高差約550mの登りが厳しく、テングの頭直下でシャリバテ、休み休み前宮分岐に辿り着きました。ここからはほぼ平坦な道を約40分で恵那山に着きます。山小屋まで戻りランチ後、天気予報に反して小雨が振り始めました。大判山から下山途中に、バケツをひっくり返したような大雨に出合い、何でもない巻き道で躓いたのか気が付いたら登山道から3m位下に落ちていました。額が切れてしばらく血が止まりません。鳥越峠からエスケープして追分登山口に降りました。車道を歩いていると、途中で親切な方に拾って頂きました。すつかりやる気が失せて、他に計画していた空木岳、木曽駒ヶ岳、塩見岳を辞めて帰路に就きました。




道しるべ


ヤマハハコ
  ウバナギの治山施行地の看板の所に広い駐車地があり、登山届提出所がある。仮設トイレもありここで車中泊と決め込む。
 富士見台高原(萬岳荘)まで約3㎞の距離だ。高い所なのでクーラーを付けずに気持ち良く寝むられる。夜中に起きると
 満天の星空、明日は期待出来そうだ。

神坂峠登山口
  神坂峠付近の駐車場は5~6台ぐらい駐められる。神坂峠から登って行く。

ピーク

千両山1690mから
恵那山を望む(拡大可)
  登り初めて約16分で初めのピークを越えて、緩やかに登って行くと千両山に着く。千両山から恵那山を見ると曇がかかっている。
 

拡大可

1550m
  千両山から分岐を右に降りて行く。急坂を降って行くと鳥越峠に着く。恵那山まで3時間の道標がある。平坦な道を巻きながら
 登って行く。(下山時この辺りで滑落)

ウバナギ
  ウバナギの側を越えて登って行くと大判山に着く。

大判山1696m
  大判山は三等三角点(点名:本谷)が座って、休憩用のベンチがある。登山服を着替えて、大判山から鞍部に降って行く。

鞍部
  鞍部から標高差550mを一直線に登って行く。

こだまエリア(拡大可)
  だいぶ登って振り返ると大判山が見える。しばらく登ると「こだまエリア」と書かれた平坦な所に上がって来る。
 ここでも一本立てる。
 

天狗ナギ
  こだまエリアから急な坂を登って行くと、天狗ナギの横を通って行く。テングの頭直下でエネルギー切れ。シャリバテだが
 なかなか食べられない。パンを少しかじって、ブドウを食べると少し元気が出た。(実は昨晩飲めない焼酎を飲み下痢気味)

ゴゼンタチバナ
  テングの頭から降るが恵那山はすっかり雲に隠れている。

前宮分岐点(拡大可)
  山頂まで2㎞の標識を見てから、もの凄い急坂になる。休み休み急なガレ場を登ぼり切ると、前宮分岐点標高2110mの標識がある。

二乃宮社

恵那山最高点(拡大可)
  ここから左に平坦な道を行く。二乃宮社(剣神社)、三乃宮社(神明社)を経て、恵那山最高点2191mを過ぎると四乃宮社(熊野社)
 の下に山頂避難小屋がある。
 

恵那山山頂避難小屋
  帰路ここで休憩する事にして山頂を目指す。

恵那神社本社

恵那山山頂
  五乃宮社(富士社)、六乃宮社(葛城社)を過ぎると、山小屋から10分強で恵那神社本社の先に展望台がある。
 上がって見たが展望はない。ここが山頂になる。

追分登山口(拡大可)
  一等三角点(点名:恵那山)にタッチして登頂記念写真を撮って、山小屋に戻って来てランチにする。下山は大雨のため
 写真は撮らない。下山後、中津川クアリゾート湯舟沢で汗を流して帰路に就いた。額の傷よりも、何故転けたのか分から
 ない事がショックだった。何でもない所での滑落事故とはこういう事かも知れない。



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