永長山(えいちょうざん) 260m

萩市紫福



山頂にある法積院


2022年6月28日(火) 天気 晴れ


参道入口(13:07)~15分~不動明王分岐(13:22)~5分~不動明王(13:27)~6分~不動明王分岐(13:33)

~11分~永長山(13:44~14:05)~11分~車道出合(14:16)~12分~参道入口(14:28)

所有時間 1時間21分


概念図

 

永長山参道入口

参考資料 「第2集 防長山野へのいざない」金光康資著


永長山は三角点も標高点もない無名峰ですが古くからの霊山で、参道には観音さまが点々と祀られています。山頂には聖観世音菩薩が祀られた法積院があります。今回楽しみにしていた法積院の岩壁下には稲荷大明神が祀られています。岩壁の窟は塞いであり、霊験あらたかな大岩壁に圧倒されます。下山は南に降りる広い参道を降りましたが、この道にも観音さまが多く祀られていました。



道しるべ

  県道315号線の殿川バス停先を左に入ると広い路肩がある。集落の精米所倉庫の道を上がると「永長山参詣道」の石標がある。
 右手に殿川生活改善センターを見ながら登って行くと分岐する。

足王神社(拡大可)
  右に曲がり登ると足王神社があり、鳥居に結ばれている鈴の綱が草鞋に見える。分岐まで戻り永長山に向かう。弘法大師像が
 迎えてくださる。その先には可愛いお顔の観音さまがある。

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  路傍にある観音さまの顔はどこかユーモラスで優しい。石祠が小さかったのか、はみ出されている観音さまもおられる。

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不動明王入口
  倒木で石祠が壊れているが、石祠が観音さまを守っていた。何事もなかったような涼しいお顔の観音さま・・・良かったですね。
 奥様を残して不動明王に降りて見る。どんどん降って道が怪しくなる。

不動明王?(拡大可)

分岐の先から参道を振り返る
 後悔し始めた頃石祠が見える。目をこらして見たが不動明王には見えない。まだ下に道はあるが写真を撮って急坂を戻って行く。
 ザックを置いて行けば良かった汗が吹き出る。分岐の先で一本立てる。

金比羅大権現社
  更にユーモラスな観音さまの顔を拝みながら登って行くと、金比羅大権現社が見えて来る。ここから西の山並みが見える。
 そのすぐ先に大きな社殿が見えて来た。社殿の下は石組みがある。

法積院(拡大可)
  回り込むと法積院のある永長山山頂に着く。汗だくの山シャツを着替えて一息入れる。

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  扉を開けて拝んで行く。弘法大師所縁の寺でもあり、通夜堂が側にある。階段を下り左に曲がると稲荷大明神を祭る大岩が
 ある。

稲荷大明神(拡大可)

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  法積院に掛けてあつた写真はまだ石窟が閉ざされていないが、今はしっかりとセメントで閉ざされている。
 横に穴がありそこから入るようだ。

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  よく見ると山門も巨石の上に立っている。

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  山門の下には風呂場がある。広い道を東南に行くと、南に降りる車道がある。車道も石祠に入った観音さまがつづく。

七番堂
  やがて七番堂に降りて県道315号線と合流する。県道を10分強で駐車地に帰って来る。今日は100円市で大きな白菜も買えたし
 「農家レストランむつみ・キッチンばぁ~ば」で旬の野菜を買足し、ソフトクリームに癒された💮の一日になった。




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