茶臼山 349m

下松市東豊井



光市虹ヶ丘付近から望む


2017年12月27日(水) 天気 ☀


東豊井パーキング(9:33)~22分~大谷ダム(9:55)~41分~瓢箪池(10:36)~34分~本屋根コース合流(11:10)~14分~茶臼山(11:24~11:59)~

6分~展望台(12:05)~9分~茶臼桜(12:14)~4分~東豊井コース合流(12:18)~32分~大谷ダム分岐(12:50)~11分~東豊井パーキング(13:01)

所有時間 3時間28分


概念図

 


東豊井パーキング(登山口)

茶臼山へ初めての登山道を周遊して来ました。大谷ダムから瓢箪池への道は良く整備されていて、昔の生活跡が偲ばれます。瓢箪池から本屋根へ上がる道は、少し荒れていてテープを探しながら登りました。茶臼山の山頂は、休憩所が増設されていて、更に展望が良くなっていました。空気が澄んでいて、四国や国東半島・由布岳がくっきりと見えました。山頂から下山道と書かれた道を降り、茶臼桜の横を降り、東豊井コースに合流しました。茶臼山は東豊井コースが単調で少し物足りなかったのですが、バリエションコースが出来て楽しい山登りが出来ました。


道しるべ


大谷ダム分岐
  下松バイパスの東豊井大谷パーキングに停めて、陸橋を渡り手摺の道を登って行く。しばらく行くと分岐するが、
 標識に従い右の道を登る。途中杖が置いてあり至れり尽くせりだ。鉄塔の横を通って行くと、大谷ダム分岐に着く。
 以前からある大谷ダム分岐の他に新しく出来た道のようだ。


分岐B
  標識には「ルート良好」とある。道は緩やかに巻いていて歩きやすい。分岐から10分で、以前の大谷ダムから東豊井
 コースに出る分岐Bに合流する。

  大谷ダムを渡り右に行くとすぐに分岐に着く。左に登ると、「大谷山経由で茶臼山」に行く本屋根コースに上がる。

  ここは、初めてのコースの「瓢箪池経由茶臼山」と書かれた右の道を行く。大谷ダム沿いに進み、瓢箪池からの水路
 沿いに歩いて行く。道はテープが付いているし、はっきりしていて迷う所はない。

  飯盒など生活の匂いのする道がつづく。水路に沿って行くと右左に石垣が積んであり、以前は瓢箪池の水を利用
 して作物を作り暮らしていた跡がある。


瓢箪池
  水路沿いに緩やかに登って行くと、やがて堰堤が見えて瓢箪池に着く。数羽の水鳥が鈴の音に驚いて飛び発つ。
 初めての「本屋根コース経由茶臼山」と書かれた道を行くことにする。ここから道は少し荒れているが、標識やテープ
 があり迷うことなく歩ける。


サネカズラの実
  ここにも石垣が積んである。三つ目の「本尾根コース経由茶臼山」の標識を過ぎると、道が消え藪になっている。
 右手斜面にテープがあり、よじ登り斜面の歩き難い道を行く。

  亀女滑って転んだ先で、本来の道と出合う。本来の道を振り返ると藪になっている。更に登って行くと、石組があり
 茶碗の欠片が転がっている。
 

支尾根
  テープに沿って斜面を登って行くと、瓢箪池と書かれた支尾根に上がる。尾根を左に登って行く。


茶臼山山頂
  やがて、茶臼山・大谷山縦走路の本屋根コースに出る。偽ピークを3つ越えると茶臼山に着く。山頂には交通安全
 の旗が立ててある。
 
 
 
 
西に下松市・周南市の展望 笠戸島や太華山が見える

 茶臼山は下松市と光市の境の山で、下松市から周南市の展望と光市の展望が一望出来る。1年ぶりに登って
 見ると、山頂直下の木が切られていて展望が更に良くなっている。
 

太華山

笠戸大橋
  笠戸大橋は1970年11月14日に完成し、笠戸島と下松市がつながった。周南市の向こうに徳山の西の鎮守の
 四熊ヶ岳が見える。


国東半島

佐田岬

光市
  今日は空気が澄んでいて、国東半島の先に由布岳の双耳峰が見え、祝島の先には四国の佐田岬も見える。

  
 
 東を見ると光市が見え、虹ヶ浜や室積の海岸線が美しい。熊毛の烏帽子岳や虎ヶ岳への縦走路には、ピークに
 旗が立ててあり良く分かる。光側には新しくベンチや、テーブルが作ってあり、パワーアップしている。


展望台
  山頂から道が出来ているので降りて見る。「下山入口、正面登山ルートに合流します」の標識が掲げてある。すぐに
 展望台に着く。椅子が作ってあり一服出来る。ここからは、太華山と笠戸島がより近くに見える。


茶臼桜

東豊井コース出合
  更にジグザグ道を降りて行くと、茶臼桜に出合う。幹回り4mと書かれている。春にまた来たい。更に降りて行くと
 東豊井コースに出る。


大谷ダム分岐A
  「瓢箪池分岐」、「恋ヶ浜・降松神社分岐」を過ぎ降りて行くと、大谷ダム分岐Aに着く。


ネズミモチの実
  更に下松の工場を見ながら降って行くと、大谷ダム分岐に帰って来る。登山道には、大海山にもたくさん落ちていた
 鹿の糞のような黒い実が落ちている。木にはネズミモチと書いてあった。4日ぶりに謎が解けた。バリエションコース
 が出来て茶臼山登山が楽しくなった。


home back