毘沙の鼻(びしゃのはな)(本州の西の端)

下関からR191号を川棚に向って行くと、川棚の手前で本州の最西端という看板を見た。躊躇わずハンドルを左に切った。以前はこんな看板はなかったのに!? 吉母の方へ進んだ後は感ナビで海岸へと向う、しばらく行くと本州最西端の看板がある、落ち着いて見ると、「毘沙の鼻」とか・・・ヘエ〜こんな近くに西の果てが・・・知らなかった。着いてみると、りっぱな駐車場がありきれいなトイレも完備されている。本州で最後に夕日が見える・・(後は草で見えない)という木の標識が立っている。そう思えばなるほど、特別な夕日に思えてくる。遊歩道を200mほど行くと毘沙の鼻の看板とミニ灯台のレプリカと展望台があり、目の前の青い海に島が浮かんでいた。その先は響灘がどこまでも広がっている。近くに、「長門なる沖つ借島奥まえて吾が思ふ君は千歳にもがも」という万葉の歌の書かれた石碑があり、ご丁寧にその横に歌の云われの石碑も立っていた。あの島が「沖つ借島」で・・・石碑を目で追っていくと蓋井島という聞きなれた名前が出てきた。あれが、釣り好きな後輩が良く口にしていた蓋井島か。しばらく、響灘を眺めていたが、夕日にはまだだいぶ時間があるので毘沙の鼻を跡にした。
 帰ってネットでみると、係りの人に頼んで、南側に見えたゴミ集積所の道を下りて行くと、毘沙の鼻の岩の先端に本州の最西端の石碑があるらしい。そこまで行くのが通らしい。 m(__)m


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地図リンク


本州の西の果てだ 本州最後の夕日が沈む岬 まだ真新しい、これから人気スポットに・・・
来場記念の証明書を発行してくれるようだ 沖つ借島 吉母の海岸線
ゴミ集積所の先に本当の石碑がある 万葉の歌
歌の説明碑 クりックすると拡大します




小さな旅