毘沙門山(寺ヶ迫) 341m

萩市紫福



毘沙門山 四等三角点(点名:毘沙門)


2024年2月12日(月) 天気 晴れ

駐車地(12:45)~5分~分岐標識(12:50)~20分~尾根取付(13:10)~18分~

大岩ピーク(13:28)~13分~展望岩(13:41)~26分~重ね岩(14:07)~8分~

毘沙門山(14:15~14:25)~17分~車道出合(14:42)~20分~路肩P(15:02)

所有時間 2時間17分


概念図

 

分岐標識(取付)


参考にさせて頂いた資料  第4集 防長山野へのいざない 金光康資著 P208~209


毘沙門山は国土地理院の地形図では寺ヶ迫と書かれていますが、防長山野へのいざないには、村史はじめ全て資料が毘沙門山と記されているとあります。毘沙門山の方が山城の山名らしいと思います。また戸板ヶ平とは県道315号線を挟んで対峙しています。防長山野へのいざないの概念図を握りしめて、尾根に取り付き急坂を登って行くと、大岩のあるピークで一旦ゆるみます。膝下程の羊歯尾根を登って行くと、羊歯が消えて再び展望岩まで急坂になります。右手の崩壊地を過ぎて、忠実に尾根を登って行くと、物凄い羊歯で行く手を阻まれます。しかも急でなかなか進めません。靴が脱げるアクシデントもあり、やっとの事で重ね岩に辿り着きました。重ね岩から振り返ると尾根の右手(上から見ると左)に踏み跡がありました。(笑)毘沙門山には大きな岩が幾つもあり、四等三角点(毘沙門)が座っています。岩に上がってみましたが、展望は枝越しに山々が見える程度です。下山は南東に緩やかな尾根を降り車道に降りました。毘沙門山は私達夫婦には難攻不落の山城でした。



道しるべ


取付
  ふくふくトンネルを過ぎて、県道10号線を進んで行くと、JAの紫福支所の後ろに戸板ケ平が見えて来る。車道に幅寄せして駐めて
 県道10号線に戻り分岐標識から取付く。すぐ右手に公社造林の看板があるので踏跡を登って行く。

前方谷を横切る
  踏跡を登り一旦降り谷を横切る。再び登って行くと、羊歯尾根がある。

尾根取付
  その尾根に登らずに、右に行くと広い所の先に尾根取付がある。羊歯のない尾根を登って行く。

大岩ピーク
  急な踏跡を登って行くと大岩が見えて来る。大岩に上がると一旦傾斜が緩むが浅い羊歯尾根になる。再び急になると
 羊歯が消える。

前方展望岩

紫雲山(拡大可)
  展望岩に上がると、紫雲山が枝越しに見える。しばらく行くと右手に崩壊地がある。

毘沙門山
  膝下程の羊歯をかき分けて登って行くと、前方に毘沙門山が見えて来る。

  右手には長沢台が枝越しに見える。この辺りは尾根に踏跡があり羊歯も深くない。岩を越えて忠実に尾根を登って行くが
 重ね岩から見ると、この辺りで右に逃げた方が正解だった。

重ね岩から振り返ると
  尾根は大変急で、頭程の羊歯があり一歩一歩登って行く。やがて重ね岩が右手に見えて来る。距離的には20mぐらいだが
 しごかれた。重ね岩から振り返ると尾根の左手に踏み跡がある。なんてこった。(笑)

毘沙門山(拡大可)
  重ね岩からは快適に岩の間を登ると毘沙門山に着く。あの急な踏跡を降りる気にならないので、傾斜の緩やかな南東の
 尾根を降って行く。
  羊歯を避けながら緩やかに降って行くと谷に降りるが、谷を横切り尾根に上がる。
  降って行くと車道に降りる。降りた所にはテープが付いていた。ここから登ると簡単だが、毘沙門山は北西の尾根から
 是非登って欲しい。


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